サザン&ユーミン効果でNHK紅白の視聴率40%台回復 歌手別1位はサザン

(2019年1月5日)

  • 紅白歌合戦
  • 白組が勝利した
    (NHK紅白のHPより)

昨年大みそかの「第69回NHK紅白歌合戦」第2部の平均視聴率は関東地区が41・5%、関西地区40・5%(ビデオリサーチ調べ)と、前年(39.4%)を上回り40%台を回復したことが分かった。

大トリの後に“ラスボス”的に登場したサザンオールスターズが「希望の轍」、そして1978年のデビュー曲「勝手にシンドバッド」を熱唱。桑田が「胸騒ぎの腰つき」でユーミンの腰に手を回して踊りユーミンンからほほにキスされるなど“究極のツーショット”で観客や」出場歌手たちを熱狂させた。歌手別視聴率でも45.3%と全体でトップだった。

歌手別2位は44.6%の米津玄師で、地元徳島から中継で「Lemon」歌った。また43.7%で歌手別3位だったユーミン(松任谷由実)は、「私が好きなユーミンのうた~紅白スペシャル~」と題して、どこかのスタジオかと思わせるセットで「ひこうき雲」を歌いそこから歩いていくとなんとNHKホールのステージに現れて「やさしさに包まれて」を熱唱。サプライズも相まって盛り上がった。ユーミンと交流があるaikoはほとんど号泣状態で感激していた。

星野源とMISIAが歌手別4位(43.7%)だった。さらには紅白を卒業していたが「平成最後の紅白」ということで5年ぶりに紅白に出場した北島三郎が「まつり」(41.2%)を歌い、YOSIKIはラルク アン シエルHYDEと白組で歌い、サラ・ブライトンと紅組で歌い上半身裸でドラムをたたいた。

ほかにも石川さゆりの「天城越え」のバックで布袋寅泰がギターを弾き、昨年大ヒットしたDA PUMPの「U.S.A」あり、昨年ブレイクしたあいみょんの熱唱などなど、枚挙にいとまがないほど「平成最後の紅白」は、出場歌手の顔触れが豪華で演出も多彩で最後まで目が離せなかった。