加藤浩次がキーマン松本人志と連携!?「松本さんがいろいろ考えてくれている」

(2019年8月2日)

 加藤浩次がキーマン松本人志と連携か「松本さんがいろいろ考えてくれている」 吉本問題を語る加藤(2日放送の日本テレビ「スッキリ」から)

ロンドンブーツ1号2号の田村淳(45)が1日、記者会見して相方の田村亮(47)の近況や一連の騒動について話したことを受けて、加藤浩次(50)は2日朝の「スッキリ」(日本テレビ系)で再び吉本問題について熱く語った。

「それぞれの芸人の考えがいろいろあるから。淳は当事者の亮の相方ということもあるから、いろいろ発言しずらい部分はあるんだけど、こういった時期に会見やって、社長のやったグダグダの会見を全部笑いで回収していったっていうね、そこは淳凄いなと思う」と評価しつつ「でもそろそろテープってないからね。テレビもテープじゃないし、録音も今もうテープはないからね」と言って笑わせた。

そして吉本との話し合いについて「僕も正直に言いますと、2回目の大﨑会長との会談ってまだできてない状態なんですよ。まだ1回目で平行線で終わった段階で」と現状を報告。

 「亮と宮迫さんをどうするのかをまずやってもらいたい」

「僕の気持ちとしては、亮と宮迫さん、悪いことはしたけど、ああやって個人で泣きながら会見をしなきゃいけないくらいに追い込んだ会社ということですから。その前にまず反社とのつながり、さらにお金をもらっていたもらっていない。もらっていたと2人は正直に言いましたけど、それをどうするのかというのはまずやっていただきたいなと思いますね。そこからかなと思って、僕の話は」と語った。

「淳も言ってましたけど、亮の気持ちもあるからね、亮も傷ついてっていうか、不信感を会社に持ったことによって、弁護士を雇ったりああやって独自で会見やったりしてるっていう流れがあるから、そこは1個ずつひも解いてもらいたいなと僕は思いますけどね」と要望した。そして「春菜どう思う?」とレギュラーの春菜に意見を求めた。

 春菜「11人の後輩の謹慎解除の発表を早くやってもらいたい」

春菜は「そうですね、淳さんは淳さんの立場の中で、今できることをほんとにすごい、いろいろ考えて行動してらっしゃるなと思うんですけど。ツイッターとかでもずっと11人の後輩の方を、先輩に嘘を貫こうといわれた立場であるしというところと、あとやっぱりお金を受け取ったということも反省してらっしゃるしっていうところで、早く謹慎を解いてほしいっていうことをツイッターでもずっとおっしゃっていましたし、この会見でもずっとおっしゃっていて。会社自体についてはいろんなことを解決するのに時間がかかるのはわかるんですが、まず淳さんの思いでも、ほかの芸人たちの思いでもある、その後輩の方たちの謹慎処分を解除するっていうことを、会社はまだ正式に何も発表していないので、そこをまずは正式に何かそういう動きがあるのかっていうのを発表していただきたいなと思いますね」と吉本に11人の早期の謹慎解除を行ってほしいという気持ちをぶつけた。

ゲストで出演していた「アルキメデスの大戦」の監督で東京五輪開・閉会式の演出担当の山崎貴監督(55)は「なかなかちょっとこじれちゃってるなっていう感じはしますけど、でもなんかここで1回膿を出しておかないとずーっと同じような感じで進んでいっちゃうじゃないですか。だからいろんな人たちがいろんな意見を言って、その中で何が一番いい形なのかっていうのを、会社にとってもいいことだと思いますし、どんどんいい方にみんながそれぞれの思いで反省もしながら、いい方向に向かっていけば一番いいんじゃないかなと思います」と指摘した。

 「松本さんと話させていただいてます」

これを受けて加藤は「トータルで松本(人志)さんなんかがいろいろ考えたりもしてくれているんで、僕なんかも電話させていただいて、話させていただいてます、そこは。だからそこをまず大きなくくりとして時間がかかるけど会社はやんなきゃいけない。でもまず最初に、亮、宮迫さん、さらに謹慎している芸人がどういう処分になるのかというのは早くしてもらいたいなと思います」と語った。

ダウンタウンの松本人志は7月28日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、報道されている加藤との「VS構造」を否定して、「めちゃくちゃ加藤としゃべってますから。なんにもVS構造になっていない」と明かしたが、加藤も松本と話をしていることを明かし「いろいろ考えてくれている」と松本を立てる注目発言をした。「経営陣が辞めなければやめる」という以前の強硬発言はこの日は出なかった。キーマン松本と連携して吉本の改革を目指すのか、今後の動向が注目される。