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槇原敬之容疑者 尿鑑定「シロ」も逮捕当日現在の自宅からラッシュ発見

(2020年2月16日)

槇原敬之容疑者 尿鑑定「シロ」も現在の自宅からラッシュ発見で大ピンチ
(槇原敬之容疑者=インスタグラムから)

槇原敬之容疑者(31)が2年前の覚せい剤と危険ドラッグ「ラッシュ(RUSH)」の所持容疑で逮捕された事件で、警視庁の簡易尿鑑定で「シロ」だったことが分かった。一方で、逮捕された13日に槇原容疑者の現在の自宅の家宅捜索でラッシュとみられる液体が入った容器が押収されたという。槇原容疑者の薬物事件が新たな局面を迎えている。

13日、警視庁組織犯罪対策5課に逮捕された槇原容疑者の逮捕容疑は、2018年4月11日、当時住んでいた東京・港区海岸のマンションで覚せい剤0.083グラムを所持した覚せい剤取締法違反(所持)の疑いと同年3月30日に同所で危険ドラッグのラッシュ約64.2ミリリットルを所持していた医薬品医療機器法違反(同)の疑い。

この事件では当時槇原容疑者と同居していた所属事務所の元代表の男性(43)が18年3月に覚せい剤所持などで逮捕・起訴されて同年6月に懲役2年執行猶予3年の有罪判決を受けている。この男性が逮捕時に「覚せい剤などはマッキー(槇原容疑者)のもの」と供述したという。だが、男性を逮捕したとき槇原容疑者は自宅にいなくて、その後の事情聴取で槇原容疑者が「自分のものではない」と関与を否定したため、警視庁はその後も慎重に捜査を継続して、槇原容疑者の容疑が固まったために今回の逮捕になったという。2年前の薬物事件で逮捕されるのは異例のことで「なぜ2年たった今逮捕?」と波紋を広げていた。

■逮捕後の尿の簡易鑑定は「シロ」で「長い間薬はやっていない」と供述

槇原容疑者を逮捕したときの尿の簡易鑑定では違法薬物を使用した反応は出なかったという。警視庁はさらに本鑑定を進めるというが、槇原容疑者の供述通りなら本鑑定でも陰性になる可能性が高いとみられる。

■2年前の「所持容疑を大筋で認めた」と全国紙

しかし、逮捕容疑である2年前の覚せい剤とラッシュの所持容疑については、最初は「かなり前の事なので覚えていない」などと供述していたと報じられたが、16日の全国紙朝刊では槇原容疑者が「所持容疑を大筋で認めた」と報じられた。
また、当時槇原容疑者の自宅から覚せい剤を吸引するためのガラス製パイプが押収されていて、そのパイプに同容疑死者の唾液と少量の覚せい剤が付着していたという。

■逮捕当日槇原容疑者が現在住んでいる自宅からラッシュ押収か

そうしたなか、警視庁は13日の逮捕当日に槇原容疑者が現在住んでいる東京・渋谷区の自宅から危険ドラッグのラッシュとみられる液体が入った容器を発見して押収したという。「現在のラッシュ所持容疑が加わったことで麻槇原容疑者は絶体絶命のピンチを迎えた。外堀を埋められたことで全面自供に追い込まれる可能性が出てきた」(事情通)という。

今後の展開については「2年間に押収された覚せい剤を吸引するガラスパイプに槇原容疑者の唾液が付着していたこと、さらに容疑を大筋で認めていること、そして現在の住居からラッシュが押収されたことで、起訴は固くなったとみて間違いないでしょう」(同)。

■現在のラッシュ所持容疑での再逮捕の可能性

今後の展開については「2年間に押収された覚せい剤を吸引するガラスパイプに槇原容疑者の唾液が付着していたこと、さらに容疑を大筋で認めていること、そして現在の住居からラッシュが押収されたことで、起訴は固くなったとみて間違いないでしょう」(同)。

再犯という事で実刑の可能性もあるが「1回目の事件から21年たっていることや、2018年に逮捕された元事務所代表の男性が懲役2年、執行猶予3年の執行猶予付き判決だったことから同程度の執行猶予付き判決になるのではないかとの予想も多い。ただ、現在のラッシュ所持容疑でも起訴されると執行猶予が付くかは微妙なところではないか」(前出の事情通)という。今後の捜査の成り行きが注目される。