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伊勢谷友介容疑者の大麻逮捕で高樹沙耶が「大麻は必要な一つ」とツイート 「大麻非犯罪化」論を主張するドクターも

(2020年9月10日22:45)

伊勢谷友介容疑者の大麻逮捕で高樹沙耶が「大麻は必要」とツイート 大麻非犯罪化」論を主張するドクターも
(2016年には参院選に出馬=インスタグラムから)

伊勢谷友介容疑者(44)の大麻逮捕で9日、元女優の高樹沙耶さん(57)が9日、自身のツイッターで、「ストレスフリーで生きたい」「カナビスはその必要な一つ。多分話題の彼も同じ気がする」と持論を展開して注目を集めている。一方、「医療大麻に関するエビデンスに基づいた開発活動を行う一般社団法人Green Zone Japan」の代表理事 Dr.正高佑志氏はユーチューブのチャンネルで「大麻の非犯罪化」を訴え続けている。日本では違法の大麻だが、米国などでの嗜好品としての大麻合法化を背景に、日本でも大麻解禁論は拡大するのか注目される。

高樹さんは8日の伊勢谷容疑者逮捕の翌日にツイッターを更新して「日本人はいったいどういう人生を過ごしたいのだろう? 私は快適な環境で、出来るだけ健康を維持し、ストレスフリーで生きていたい。 それを追求し続け今に至る。カナビスはその必要な一つ。多分話題の彼も同じ気がする」とつづった。

「カナビス」とは医療現場で使われる大麻のことで、「話題の彼」は伊勢谷容疑者のことを指すとみられる。伊勢谷は「大麻は自分が吸うために持っていた」と容疑を認め「日本では大麻は違法だと知っていた」と供述しているというが、大麻に対する考え方は高樹さんと共通するものがあるということか。高樹さんは2017年に沖縄県・石垣島の自宅で大麻を所持していたとして大麻取締法違反(所持)で懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を受けた。16年5月には参院選に東京選挙区から出馬して落選した。

■「Green Zone Japan」の代表理事Dr.正高佑志氏はユーチューブのチャンネルで「大麻非犯罪化]論を展開


2017年に立ち上げた医療大麻に関するエビデンスに基づいた開発活動を行う一般社団法人Green Zone Japanの代表理事 Dr.正高佑志氏はユーチューブのチャンネルで「世界が大麻で逮捕をやめた理由」と題して「大麻非犯罪化」論展開している。

医療大麻が50か国で合法化されていて、2018年に米カリフォルニア州やカナダで嗜好品としても合法化されている現状や、ほかの国でもまだ合法化されていないが逮捕はされないという状況になっていて、これを「非犯罪化」というと解説。世界50か国以上で大麻は非犯罪化されていること。また国連も薬物全般について単純に所持しているだけで逮捕するのはやめましょうと推奨しているという。そしてなぜそのような流れになっているかを詳しく解説している。

また「なぜこれほどたくさんの病気に医療大麻が効果があるとされるのか?」と題して医療大麻の効用について詳しく解説。そして科学的な研究が進んで、大麻が酒やたばこより安全が高いということが科学的定説として言われているとしている。一方で、芸能人などは逮捕されると仕事を失い事務所を解雇されるなどダメージは大きい。大麻の健康被害よりも逮捕される被害の方が明らかに重くなってしまっているという。これは本人を守るという理念や原則から大きく外れているという。また薬物依存症は孤立の病で、幸せな環境では、薬物があっても依存症にはならないと指摘するなど「大麻の所持・使用での逮捕は誰も幸せにしない」と訴えている。

他にも「大麻の安全性」、「警視庁の大麻プロパガンダに反論する」(①、②)では2018年委作成された警視庁の「大麻を史郎」というパンフレットについて世界の論文や科学的データなどに基づいて詳細に反論しているのも注目される。「警察などの公的機関の情報発信はイデオロギーでなく客観的なデータに基づいて行われるべきです」と指摘している。また「大麻を合法化すると健康への害が減るって本当?」など一連の動画で大麻について持論を展開している。