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「鬼滅の刃」公開59日で興収300億円突破 今週末にも歴代1位「千と千尋の神隠し」超えへ

(2020年12月14日17:30)

「鬼滅の刃」公開59日で興収300億円突破 歴代1位の「千と千尋の神隠し」超えに王手
「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」(TOHOシネマズ六本木ヒルズ)

10月19日から公開され記録的大ヒットを続けているアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が公開59日間で興行収入302億8930万7700円に達したことが14日、「鬼滅の刃」の公式ツイッターで発表された。観客動員数は2253万9385人だという。興行収入歴代1位の「千と千尋の神隠し」(興収308億円)にあと6億円と迫り、今週末にも歴代1位になることが確実とみられている。

ちなみに「千と千尋―」(2001年)は約250日で300億円を突破した。当時と比較してシネコンの拡大で上映スクリーン数が大幅に増えていることや、子供から大人まで幅広い人気がある「鬼滅の刃」は異例のスピードで300億円に達した。「鬼滅の刃」は11月30日に公開45日間で興行収入が約275億1000万円に達して「タイタニック」の262億円を超え歴代2位になっていた。

劇場版は40人以上の行方不明者を出した無限列車を舞台に、炭治郎や鬼と戦う鬼殺隊の最高位「柱」の1人で、炎の呼吸を使う炎柱・煉獄(れんごく)杏寿郎たちが史上最強の敵・魘夢との激闘が繰り広げられる。 ■「鬼滅の刃」

「鬼滅の刃」は、吾峠呼世晴(ことうげ・こよはる)氏による人気漫画で、「少年ジャンプ」(集英社)に2016年から2020年まで連載され、シリーズ単行本の累計発行部数は単行本23巻の発売時点で1億2000万部を超えた。大正時代が舞台で、主人公の竈門炭治郎(かまど・たんじろう)が一家を人食い鬼に殺され、唯一生き残ったが鬼に変貌した妹の禰豆子(ねずこ)を人間に戻すため、また家族を殺した鬼を討伐するために鬼と壮絶な戦いを繰り広げる。さまざまな鬼のキャラクターがユニークで戦闘シーンの迫力や、兄弟愛、復讐物語など様々なテーマが詰まった子供から大人まで楽しめるエンターテインメントとして大ヒット。劇場版は40人以上の行方不明者を出した無限列車を舞台に、炭治郎や鬼と戦う鬼殺隊の最高位「柱」の1人で、炎の呼吸を使う炎柱・煉獄(れんごく)杏寿郎たちが史上最強の敵・魘夢との激闘を繰り広げる。

■興収歴代ランキング(興行通信社調べ)

1 千と千尋の神隠し(2001年)308.0億円
2 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年)302.8億円
3 タイタニック(1997年)262.0億円
4 アナと雪の女王 (2014年) 255.0億円 5 君の名は (2016年) 250.3億円
6 ハリー・ポッターと賢者の石 (2001年) 203.0億円
7 ハウルの動く城(2004年) 196.0億円 8 もののけ姫 (1997年) 193.0億円 9 踊る走査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!(2003年) 173.5 10 ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年) 173.0億円<br><br>

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