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草彅剛、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞「ミッドナイトスワン」最優秀作品賞も受賞

(2021年3月20日11:15)

第44回日本アカデミー賞の授賞式が19日、都内のホテルで行われ草彅剛(46)がトランスジェンダーとして生きる主人公を演じた「ミッドナイトスワン」が最優秀作品賞を受賞、草彅は同作で最優秀主演男優賞を受賞し、バレリーナを目指す少女・一果役で出演した服部樹咲(14)が新人賞を受賞した。

草彅はツイッターで「㊗皆さん。ありがとうございます㊗ 一果。大人になってました!👏👏」と受賞に感謝した。
草彅、稲垣吾郎、香取慎吾の3人のファンクラブで活動名義の「新しい地図」の公式インスタグラムや公式ホームページでも19日、草彅、内田英治監督、服部の受賞後の写真を掲載して受賞を報告した。以下公式ホームページ全文。

「この度、これまでの温かく熱いご声援により、第44回日本アカデミー賞において『ミッドナイトスワン』が最優秀作品賞受賞、草彅剛が最優秀主演男優賞を受賞いたしました。  内田英治監督は「何の後ろ盾もない映画でしたが見てくださった方が一人、二人、三人と増えてくださり、今回映画は本当に一人では作れない、と思いました。スタッフ、キャストのみんな、そして観客の皆さんがいてはじめてつくれるものです」
と感謝の思いを伝えました。
さらに草彅剛は「マジか!て感じです。奇跡ってあるんだなと思いました。あきらめたりしないで一歩ずつ進むといいことがあるんだなと思いました。本当に皆さんに感謝しています。大変な世の中ですが、皆さんとこれからも一歩一歩進んでいきたいと思います」
とやはり皆さんへの感謝の気持ちを、未来に向けた思いを語っていました
。 さらに、「一人一人の人生がよりよく全うできるような作品作りを、そして自分の人生を歩んでいきたいと思います。会ったことがなくても遠くから応援してくれている方々も本当にありがとうございます」と全国の皆様に思いをはせて語っていました。
これまで温かいご声援を誠にありがとうございました。」

最優秀主演女優賞は「MOTHERマザー」で自堕落な生活を送る母親役で新境地を見せた長澤まさみ(33)が受賞した。長澤は2003年度の新人俳優賞、2004年度の最優秀助演女優賞、話題賞(俳優部門)(「世界の中心で、愛をさけぶ」)、2019年度の最終週助演女優賞(「キングダム」)を受賞しており、個人賞の3部門をすべて受賞する快挙となった。

また東日本大震災の福島第一原子力発電所の事故で、現場に残って処理に当たった作業員の苦闘を描いた「Fukushima 50」が、若松節朗監督(71)の最優秀監督賞、渡辺謙(61)の最優秀助演男優賞など最多6部門を受賞した。
日本の歴代興収記録を更新したアニメ映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車」が最優秀アニメーション作品賞、話題賞作品部門、最優秀音楽賞を受賞した。

■第44回日本アカデミー賞の主要部門の受賞

【最優秀作品賞】「ミッドナイトスワン」(内田英治監督)
【最優秀監督賞】若松節朗(「Fukushima 50」)
【最優秀主演男優賞】草彅剛(「ミッドナイトスワン」)
【最優秀主演女優賞】長澤まさみ(「MOTHER マザー」)
【最優秀助演男優賞】渡辺謙(「Fukushima 50」)
【最優秀助演女優賞】黒木華(「浅田家!」)