ジョニー・デップが前妻アンバー・ハードの「顔のあざは妹に殴らせた」と衝撃主張

(2019年3月5日)

  • ジョニー・デップ
  • 猛反撃のデップ(Instagram/@jhonnydepp.official)
  • アンバー・ハード
  • 応戦するハード(Instagram/@amberheard)

ジョニー・デップ(55)が前妻の女優アンバー・ハード(32)のDV主張は虚偽で名誉棄損として5000万ドル(約55億円)の巨額損害賠償を請求して米バージニア州フェアファックスの裁判所に提訴した裁判で、デップのショッキングな主張が次々に浮上している。
米芸能サイト「レーダーオンライン」によると、デップはハードの顔のあざは妹に顔を殴らせて作ったものだと主張。またハードは過去にレズビアンの恋人に暴力をふるったことがあること。さらにデップ自身ハードに「指を切り落とされた」などと衝撃的な主張をしていることが裁判資料から明らかになったという。

ハードは16年5月にデップとの離婚を裁判所に申請したときに、酒に酔ったデップからDVを受けたとしてあざができた顔写真を証拠として提出した。当時この写真が米マスメディアで大きく取り上げられて波紋を広げたのは記憶に新しい。ところが、デップは今回の裁判で、顔のあざは女優の妹ホイットニー・ハードに顔を殴らせて作ってデップのDVに見せかけたものだと主張しているという。

マンションのコンシェルジュの女性トリニティ・エスペランザさんが、ホイットニーがアンバーの顔をパンチするふりをするのが映っている監視カメラの映像を見たと証言。「アンバーとホイットニーと友人の女性の3人は笑っていた」という。その映像は同マンションでデップがハードに暴力をふるったとされた日の3日後に記録されたものだという。 さらに、デップは2016年にハードが投げつけて割れたウォッカのボトルの破片で右手中指の骨を砕かれほぼ切断されたと主張。 また、ハードは2009年9月14日、シアトル・タコマ国際空港で、当時の恋人の女性カメラマン、ターシャ・ヴァン・リー(42)に暴力をふるい、目撃者の通報で駆け付けた警官に逮捕されたことがあると指摘した。訴追はされなかったが、その後もリーに対するDVが続いたとしている。
デップのショッキングな主張が事実ならハードはピンチを迎えそうだが、ハードの代理人はデップの訴訟に対して「ハードを沈黙させようとする試みだが、彼女は沈黙しない」と全面的に争う構えで、ハードの反論が注目される。