ジャスティン・ビーバーが休養宣言「根深い問題を修復することに集中している」

(2019年3月26日)

  • ジャスティン・ビーバー
  • 休養宣言したビーバー(Instagram/@justinbieber)

米ファッション誌「ヴォーグ」(3月号)でうつ病を患っていることを告白したカナダ出身の人気歌手ジャスティン・ビーバー(25)が25日、自身のインスタグラムに長文のメッセージを寄せて、今はアルバム制作より自分自身の根深い問題を修復する必要があり、自身の健康と家族との生活に集中したいとして音楽活動を休止することを明らかにした。ビーバーが抱える「根深い問題」とはーー。

ビーバーはテラスに立つ首から下の写真を投稿してファンに向けて長文のメッセージを発表した。「アルバムを望むたくさんのメッセージを読んだ」と前置きして「ぼくは10代と20代前半にかけてツアーで過ごしてきたけど、最後のツアー(2017年)ではみんなもそう感じたと思うけど、自分がハッピーじゃないと気付いた。みんなはお金を払ってエネルギッシュで楽しいコンサートを観たいと思っているのに、ツアーの終わりのころにはそれを提供できなくなっていた」と2017年にコンサートを途中で中止した騒動を振り返った。

ビーバーはワールドツアー中の2017年7月24日、突然ツアーの残り14公演を中止すると発表して波紋を広げた。チケットの払い戻しは数十億円に上るといわれた。「予期せぬ事情」で「精神と健康状態を第一に考えた」とマネージャーがコメントしたが、実はビーバーがうつ病を患っていたためだったことが後に判明した。

現在も治療中で3月10日にインスタグラムで「いつも立ち直ってきたから心配していない」と前向きなメッセージを発表していた。
そして「今は根深い問題を修復することに集中している」という。「結婚生活を大切にして父親になりたい。ぼくにとって音楽はとても重要だけど、家族と健康に勝るものはない」と昨年9月に結婚したヘイリー・ボールドウィン(22)との結婚生活について語った。そして「できるだけ早くアルバムを作る」などとファンに向けてカムバックを約束した。ファンのためにも一日も早く完治してカムバックすることが望まれる。