ニコラス・ケイジの”4日妻“が配偶者扶養料を要求

(2019年4月24日)

  • ニコラス・ケイジ/
  • 4日で破局(Instagram/@_nicolas
    _cage_official_)

米人気俳優ニコラス・ケイジ(55)が、エリカ・コイケさん(34)と結婚式を挙げて4日後の3月27日、泥酔していて判断できなかったとして裁判所に婚姻無効を申請した騒動で19日、コイケさんが裁判所に配偶者扶養料を請求したことが分かった。前代未聞の”4日妻裁判”の行方が注目されている。

米芸能サイト「レーダーオンライン」によると、ケイジとコイケさんは3月23日、ラスベガスで結婚してネバダ州クラーク郡で結婚許可証を申請した。ところが27日になってケイジが同郡の裁判所に婚姻無効を申請。結婚式を行ったとき2人は「酒を飲んで酩酊状態にあった」と主張。「被告(コイケさん)が原告(ケイジ)に結婚すべきだと示唆したときに酩酊状態だったため、よく理解しないまま結婚してしまった」という。さらに、コイケさんが過去の経歴などを明かしていなかったとも述べている。コイケさんはメークアップアーティストで昨年4月からケイジと交際していた。

コイケさんは、ケイジが裁判所に婚姻無効を申請した12日後に「正しい方法でやり直そう」と頼んできたとして、結婚は有効とした上で、ケイジの誤った申し立てでメークアップアーティストとしてのキャリアに支障をきたし、性格の不一致などもあって、ケイジとの結婚生活を続けることは不可能な状態として、離婚を請求。さらに扶養義務者が扶養権利者に対し支払う義務があるとされる生活費等の配偶者扶養料と弁護士費用を請求している。

2人の約10分間の短い結婚式に立ち会った司教は、通常は親族や友人などが立ち会うがケイジとコイケさんは2人だけでやってきたので驚いたという。ケイジは「とても静かで真剣だった。もし2人が酒に酔っていることが分かったら結婚式は行わない」と話したという。はたして「4日妻裁判」はどうなるのか裁判所の判断が注目される。

ケイジはパトリシア・アークエット、リサ・マリー・プレスリー、元ウエィトレスのアリス・キムさんと結婚歴がある。エリカさんとは4度目の結婚だがあっけなく破局を迎えてしまった。