ジャスティン・ビーバーとトム・クルーズの格闘技マッチ計画が再燃 ビーバーがUFCの交渉に合意

(2019年6月21日)

ジャスティン・ビーバーとトム・クルーズ ビーバーはトムとやる気だ(インスタグラムから)

ジャスティン・ビーバー(25)がツイッターでトム・クルーズ(56)に米総合格闘技団体「UFC」の金網(オクタゴン)マッチを要求した騒動で、ビーバーはジョークだと話していたが、実は水面下でUFCがビーバーに打診したところトムとのマッチに同意したという。一度は消えかかった”世紀のマッチ“が再び動き始めたとみられ成り行きが注目される。

米芸能サイト「TMZ」によると、ビーバーは9日、自身のツイッターを更新して「トム・クルーズとオクタゴン(金網マッチ)で闘いたい。もし、怖くなってこの試合を引き受けなかったら後悔するだろう」とクルーズに挑戦状を叩きつけて大きな反響を呼んだ。「オクタゴン」とは米国の総合格闘技団体「UFC」が開催する、金網で囲まれた八角形の試合場として知られる。ビーバーは「誰かこのファイトをプロモートしたい人は?@danawhite?」と、UFCの代表ダナ・ホワイトに呼びかけた。

ところが12日になって、ロサンゼルスにある妻でモデルのヘイリー・ボールドウィンのファッションビジネスの事務所を出るときに、集まったパパラッチにトムとの試合について聞かれ「あれはただの気まぐれなツイートだよ」といい、ジョークだとトーンダウンしていた。

しかし、実は水面下でUFCがビーバー側とトムとのオクタゴンマッチについて交渉していたという。UFCを運営するウィリアム・モリス・エンディーバーの共同CEOのアリ・エマニュエルが、ビーバーのマネージャー、スクーター・ブラウンに電話をして話し合っていたという。さらにUFCの代表ダナ・ホワイトとの会議も持たれたという。

アリは、この試合は歴史的な試合になるので実現したいと語ったという。そしてビーバーのマネージャーは「トムが受けて立つならビーバーは必ず闘う」と断言したという。

ダナ・ホワイトは「ぜひ実現したい試合だ。トム・クルーズはやるだろう」と語ったという。 クルーズは、高校時代はレスリングのスター選手だったという。そして「ミッション:インポッシブル」シリーズでスタントマンなしの危険なアクションをやってのけ、年齢を感じさせないタフガイぶりを見せているだけに、格闘技もかなり強そうだ。

一方、ビーバーは元WBC世界スーパーフェザー級チャンピオンのフロイド・メイウェザー・ジュニア(42)と親しく、彼からボクサーになれると太鼓判を押されたほどの腕前だという。

再び動き出したビーバーVSクルーズの金網マッチの行方が注目される。