キム・カーダシアンが下着ブランドの「キモノ」を撤回 抗議殺到で名称変更

(2019年7月2日)

米人気タレント、キム・カーダシアン(34)が、「Kimono」(キモノ)という名前の矯正下着を立ち上げたことに「日本の伝統的な着物文化を侮辱している」などと非難する声が殺到していた騒動で1日(現地時間)、一転して「Kimono」の名称を撤回することをSNSで明らかにした。近く別の名前を発表するという。

キムは先月26日、ニューヨーク・タイムズ紙に異例の声明を掲載して「ツイッターとインスタグラムで、「日本の文化の“Kimono(キモノ)”は理解しているし、深く尊敬しています。そして(日本の)伝統的な衣服を模倣したり名誉を汚したりするようなデザインや衣服を発売する考えは全くありません」などと説明して名前の変更はしないとしていた。

ところが、1日になって自身のツイッターとインスタグラムに「Kimono」の名前はやめて新しい名前にすることを明らかにした。

キムは新しく立ち上げた矯正下着について「私の人生の中で最も価値のあるチャレンジ」として上で「これはファンや公衆とダイレクトにコミュニケーションをとってきたおかげ」で「私はいつも耳を傾け」学びながら成長してきました」ファンや社会の声を大事にしてきたことを明らかにした。

そして「包括性と多様性を核として構築された私のブランドと製品は、慎重に考慮した結果、矯正下着は新しい名前で立ち上げます。近いうちに連絡します。皆さんの理解とサポートに感謝します」と締めくくった。

キムが矯正下着に「Kimono」と名付けたことに対して「日本人にとってキモノはとても重要な文化で、私たちはこの文化に誇りを持っています。今でも特別なイベントに限らずときどきKimonoを着ます。Kimonoは日本の伝統的で美しい衣服なのです」などと非難の声が 多数寄せられ「#KimOhNO」というハッシュタグも登場。反対する署名運動も起きており騒動になっていたがキムの”英断“で一件落着となりそうだ。