アレックス・モーガンの”炎上パフォーマンス“をソフィー・ターナーが援護

(2019年7月6日)

アレックス・モーガンの”ティ―・セレブレーション“をソフィー・ターナーが援護<
モーガンを擁護したターナー(インスタグラムから)

フランスで開催されているサッカー女子W杯の準決勝が2日(現地時間)行われ、米国が2-1でイングランドを下して決勝進出を決めたが、決勝弾を決めたアレックス・モーガン(30)がゴール直後に紅茶を飲むようなしぐさをして「イギリス人を嘲笑している」などと物議をかもして”炎上”している騒動で、英女優ソフィー・ターナー(23)がインスタグラムでモーガンを擁護した。その真意とは?

米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、ジョナスブラザーズのジョー・ジョナス(29)と6月29日に南仏の古城で結婚式を挙げたばかりのソフィー・ターナーは新婚旅行中にもかかわらず、インスタグラムのストーリーズでバッシングにさらされているモーガンを擁護するコメントをした。

アレックス・モーガンの”ティ―・セレブレーション“をソフィー・ターナーが援護< モーガンの”ティー・セレブレーション”(ユーチューブから)

騒動の発端はモーガンがイングランド戦でゴールを決めた直後に、小さなカップで紅茶を飲むような動作をして自らのゴールを祝福したため、この「ティー・セレブレーション」が「紅茶文化の伝統があるイングランドに見せつけるような行為」「イギリス人を侮辱」などと波紋を広げた。

そうしたなか、モーガンは米スポーツ専門チャンネル「ESPN」の取材に、あの行為はターナーのインスタグラムのストーリーズで、意見を言った後に「そして紅茶を」といって紅茶を一口飲んで投稿を締めくくるのがあり、それをオマージュしたものだと説明。イギリスの紅茶文化を嘲笑したという見方を否定した。

さらには「男子と女子ではダブルスタンダードがあるように思う。私たち(女子チーム)は勝利を祝うときに控えめにやらなくてはならないが、男子チームは世界中のビッグトーナメントで(股間の)陰のうをつかんで祝福しあっている。私は紅茶を一口飲んだだけなのに批判されて驚いた」と反論した。

これを知ったターナーは5日、新婚旅行先から急きょ”参戦“した。インスタグラムのストーリーズにコメントする動画を投稿して「不運にもイングランドの女子サッカーチームは負けた。もちろん私(英国人)もとても悲しいし、チームを誇りに思っている。でも、信じられないほど素晴らしいアメリカのチームに負けたことは光栄に思う」と米代表をたたえた。

そして「アレックス・スモーガン、あなたを嫌う人たちは失礼な行為だというけれど、私はあなたたが私のことを考えてくれたことを心から誇りに思うわ。勝利おめでとう、ファッキング(くそったれ)紅茶」と“敵チーム”のモーガンにエールを送った。米代表は7日、決勝でオランダと戦うがターナーの援護で”紅茶騒動”を乗り越えて優勝できるか注目だ。