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エルトン・ジョンが自伝でダイアナ元妃の極秘エピソードを初公開

(2019年10月11日)

英人気歌手エルトン・ジョン(72)が自伝「Me」で、親友だったダイアナ元妃とのケンカと仲直りや、元妃をめぐって大物ハリウッドスター2人が火花を散らしたことなどのエピソードを明かした。

エルトンは自身のインスタグラムに自伝「Me」をプロモーションする動画を投稿して「私の自伝「Me」がついに来週木曜日に発売される。私の全身全霊を注ぎました。「ロケットマン」(エルトンの自伝的映画)であなたが見たファンタジーの向こう側にあるものですべての真実を伝えるものです。とても率直で面白いものになっています。気に入ってもらえることを願っています」などとコメントした。

■ハリウッドの大物スター2人がダイアナ元妃の争奪戦!?

英大衆紙「ザ・サン」(電子版)によると、エルトンは自伝の中で親友だったダイアナ元妃の極秘エピソードを明かした。<br><br> 1981年、アンドリュー王子の21歳の誕生パーティーでダイアナ元妃と知り合ったという。1996年にダイアナ元妃がチャールズ皇太子と離婚した後、あるパーティーでハリウッドの大物スターシルベスター・スタローン(73)とリチャード・ギア(70)が彼女の注意を引こうとして競争になったという。その時スタローンは「王子サマ(ギア)が来るとわかってら来なかったよ」といって怒って出て行ってしまったという。しかし、ダイアナ元妃が恋に落ちたのはギアではなく、エジプトの億万長者モハメド・アルファイド氏の息子でイギリスの映画プロデュ―サー、ドデイ・アルファイド氏だった。

ダイアナ元妃と仲たがいしたこともあったという。エルトンが立ち上げたエイズ基金の活動の一環としてジャンニ・ベルサーチが監修する男性のヌード写真集を出版することになり、ダイアナ元妃が序文を書くことに同意していたが、直前になって断ったことで不仲になったという。
1997年、ベルサーチ氏が自宅で銃撃されて死亡する事件があり、その葬儀でダイアナ元妃と再会して仲直りしたが、その7週間後の1997年8月31日、ダイアナ元妃はパリの交通事故で36歳の若さで不慮の死を遂げた。車に同乗していた恋人のドデイ氏も死亡した。

エルトンはダイアナ元妃の葬儀で「キャンドル・イン・ザ・ウインド~ダイアナ元英皇太子妃に捧ぐ~」をピアノの弾き語りで熱唱してその模様がテレビで中継されて世界中にに感動を与えた。もともとはマリリン・モンローに捧げた曲をアレンジしたもので、ダイアナ妃の葬儀で歌うためにアレンジした。同曲は大ヒットして5週間にわたって英国のヒットチャート1位を独走した。しかし、エルトンは同曲を聞くたびにダイアナ元妃を失った悲しみがよみがえるのか「心地よくなかった」という

■2週間コカイン漬けになりリハビリ施設に入所したことも明かす

エルトンは自伝の中で、2週間コカイン漬けになり「過剰摂取か心臓発作を起こして死亡するのではないか」と恐れたことを告白した。
コカインでハイになりローリングストーンズのコンサートに飛び入りで出演して、ボブ・ディランを庭師と間違えて彼に着替えの衣装を頼んだりしたことがあったという。「私のドラッグに対する欲求は信じられないほどだった」と当時を振り返った。<br>
1990年、当時の恋人の男性ハフ・ウイリアムズさんがリハビリ施設に入所したことがきっかけで、ロンドンのレントハウスに2週間こもってコカインとウイスキー漬けになったという。「どうやって生きて行ったらいいのかわからなかった。でも死にたいとは思わなかった」という。<br>
そして同年7月29日、シカゴのリハビリ施設に入所。43歳のときだった。このエピソードはエルトンの伝記映画「ロケットマン」にも登場している。それから現在までの29年間、エルトンはドラッグを絶っているという。