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エマ・ワトソンが30歳を前に「セルフ・パートナー」宣言

(2019年11月6日)

映画「ハリー・ポッター」シリーズや「美女と野獣」で知られる英女優エマ・ワトソン(29)が「Vogue」(英国版)12月号の表紙を飾り(写真)インタビューで、「シングル(独身)でいることは幸せで、それを『シングル』ではなく『セルフ・パートナー』と呼んでいる」ことを明かした。

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エマは来年4月に30歳になることについて心境を告白した。「なぜみんなは30になることにそんなに大騒ぎするのだろう。そんなに重大な事ではないのに」と思いながらも不安とストレスを感じていたという。「そして、それは周囲から突然潜在意識のメッセージがとどくからだとい気が付いた」という。「マイホームを建てているか、夫がいるか、子供はいるのか、そして30になろうとしているときに安定した生活やキャリアを築いているのかといった信じられないくらいたくさんの不安がある」と語る。

そして「『シングルはハッピー』というもっともらしい話を信じ切ってはいませんでした。『それはあくまで“うまい話”だと長い間思っていました』という。しかし「シングルでいることはとても幸せで、私はそれを“セルフ・パートナー”(being self-pertnered)と呼んでいます」という。

エマのいう「セルフ・パートナー」とは「自分が自分のパートナーになる」といった意味か。「女性の自立」といった考えが反映されている言葉だと思われる。女優として活躍するだけでなく、2014年に国連組織UNウィメンの親善大使に任命され、バングラデシュやザンビアで女性が教育を受ける権利について啓蒙し、さらには2015年の世界経済フォーラムで男女平等についての考えをスピーチするなどの活動をしているエマらしい表現といえそうだ。米誌ニューヨーク・ポスト(電子版)は「エマ・ワトソンは”シングル“に代わる新しい用語を造った」と指摘した。

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Introducing Meg March! x @littlewomenmovie

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エマはインビューで映画「リトル・ウィメン」についても語った。19世紀後半のアメリカを舞台にピューリタンのマーチ家の4人姉妹を描いた小説「若草物語」が原作で、エマは長女のメグを演じた。「ローラ・ダ―ンとメリル・ストリープと一緒に仕事をするとても素晴らしかった。3人は活動を通して以前からお互い知っていた。私たち3人は長年にわたって社会から差別・抑圧・疎外されてきた人々に対する支援をしていて、活動家として結束している」などと語った。同作でローラはマーチ夫人、ストリープはマーチおばさんを演じている。「リトル・ウィメン」は12月25日に全米で公開される。