ブラッド・ピットがアカデミー賞の受賞スピーチで上院のボルトン証言拒否を皮肉る

ブラピといえば、SAG（映画俳優組合）賞の受賞スピーチでは「ティンダー（出会い系アプリ）のプロフィールに加える」といって笑わせるなど受賞スピーチで話題をさらってきた。アカデミー賞ではどんなことを言うのか注目されていたが「（スピーチは）４５秒だといわれました。上院がジョン・ボルトン（前米大統領補佐官）に与えた時間より４５秒長い時間です」とトランプ大統領のウクライナ疑惑の弾劾裁判で米上院の与党共和党がボルトン前大統領補佐官の証言を拒否したことを皮肉った。

そして「クエンティン（タランティーノ監督）が映画を作ってくれたらいいと思う。大人たちが正しい映画を作ってくれたらいい」などと語った。

またタランティーノ監督や共演者、スタッフに感謝の言葉を述べ「親が『明日に向かって撃て！』を見せてくれたこと、ジーナ・リドリーがいろんなチャンスをくれた。いろんな人にいろんなチャンスをもらった。そしてここに立っています。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の物語そのままです」と笑顔を見せた。
そしてオスカー像を右手で掲げて「この賞を子どもたちに贈ります。本当に愛しています。ありがとう」と締めくくった。