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マコーレー・カルキンがマイケルの性的虐待疑惑を否定「絶対に何もなかった」

(2020年2月10日)

マコーレ―・カルキンがマイケルの性的虐待を否定「絶対に何もなかった」
(マイケルとマコーレー㊧=インスタグラムから)

映画「ホーム・アローン」シリーズで知られる俳優マコーレー・カルキン(39)が、米誌「エスクワイア」のインタビューで、親しかったマイケル・ジャクソンの生前の”性的虐待疑惑“について「絶対に何もなかった」と否定した。

カルキンは同誌の表紙を飾り、インタビューで過去のキャリアなどについて話し、その中でマイケルの少年に対する性的虐待疑惑を追跡したドキュメンタリー「Leaving Neverland」が昨年公開されて再燃しているマイケルの同疑惑について語った。カルキンはマイケルの遊園地がある邸宅ネバーランドを訪れるなどマイケルと親しかったことから、性的虐待の被害者の1人ではないかと噂された。

■「彼は絶対ぼくに何もしていないし彼が何かをするのを全く見ていないよ」

カルキンは「この情報から始めよう。これは情報じゃなくて真実だ。彼は絶対ぼくに何もしていない。ぼくは彼が何かをするのを全く見ていないよ」とマイケルの”性的虐待疑惑”を強く否定した。

「今の一触即発の状況で僕が隠す理由は何もないよ。彼はもう亡くなっている。もし何かあってもいわないのなら粋なことかもしれないけど、でも今は話すのにいい時期だし、もし何か話すことがあればすべてを話すだろう。でも違うんだ。何も見なかったし彼は何もしなかったんだ」という。

そしてカルキンは「Leaving Neverland」が公開された直後に航空機に搭乗したとき偶然知人の俳優ジェームズ・フランコに会ったエピソードを披露した。「彼は『そういえばあのドキュメンタリー!』と言ったんだ。『うーん』と黙っていたら『どう思う?』というので『君は死んだ自分の友人のことを話したいかい?」といったんだ。すると「いや、話したくないさ」と答えたので『クールだね。会えてよかったよ』といった』という。

カルキンは2005年、マイケルが少年から性的虐待で訴えられた裁判で証人として出廷してマイケルの潔白を証言した。その後マイケルは無罪になったが、2009年6月25日、麻薬系の鎮痛薬プロポフォールの過剰摂取が原因で急死した。

■マコーレー・カルキン
1980年8月26日、ニュヨーク州出身。7人兄弟の次男で弟のキーラン・カルキン(37)、ロリ―・カルキン(30)も俳優。「ホーム・アローン」(1990年)が大ヒットしてシリーズ化され「世界一有名な子役」として一世を風靡したが、映画の大ヒットで跳ね上がったギャラをめぐって両親が争い裁判になるなどスキャンダルになり俳優を引退。1998年に17歳で女優のレイチェル・マイナーと結婚して話題を呼んだが2000年に離婚した。2004年に大麻所持などで逮捕。2012年には重度のヘロイン中毒になり死亡説まで流れた。2016年ごろから俳優業も再開している。現在は女優のブレンダ・ソング(31)と交際中。