ブラッド・ピットに“唇キス”で物議の女優レナ・ダナムが騒動について初告白

米紙ニューヨーク・ポスト（電子版）によると、昨年7月、ロンドンで行われた「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」（同年8月公開）のプレミアのレッドカーペットで集合写真を撮影したとき、ダナムはクエンティン・タランティーノ監督やレオナルド・ディカプリオ、マーゴット・ロビーが間に入ってブラピからは離れていたが、ブラピに近づき唇にキスしたという。ダナムの唇は少なくともブラピの唇の半分をとらえていたなどと報じられ波紋を広げた。ダナムは自身のインスタグラムにブラピとのツーショット写真（上の写真の㊧）や、映画での共演シーンの写真(下の写真）を投稿して仲のいいところをアピールしていた。

ダナムは１１日（現地時間）、アンディ・コーエン司会のTV 番組で、当時の騒動について語った。「ネット上では、私が強引に彼話しかけてストレスを与えていたといわれました。でも、私はブラッド・ピットにキスを強要したことはありません。私はアーティストとして、友人として、彼をとても尊敬しています」と語った。

その日の夜、ピットは彼女が 緊張していたことを知り「彼は私を部屋に連れて行って、２人でこっそりピザを食べたの。彼の指輪が好きだと言うと、彼はそれを私にくれたのよ」と言ったという。そして「その指輪をはめるたびに何か驚くようなことが起こるの」と付け加えた。

■ 「ブラピはその場の空気読める本当に優しい人で、私をクールな気分にさせてくれた 」

ピットとは「ワンス・アポン・ア・タイムーー」で共演する前から知り合いだったという。「実は彼とは以前から知り合いだったから、何も知らずに撮影に臨んだわけではないの。でも私は大スターの役ではなく、本当に素晴らしい女優たちのの中にいたから、期待していなかったの。ブラッドからのフレンドリーな挨拶を期待していたんだけどね。でも今までで最高の出来事があったの」という。

「彼は車を駐車するシーンをやっていて、車から降りて周りを見回すことになっていたんだけど、彼は周りを見回して端にいる私を見て、私を抱き上げて回転させてくれたの」 と振り返った。「オタクがプロムに現れて、学校のイケメンが『踊ってみないか』って言う映画みたいだったわ」という。同作でアカデミー賞助演男優賞を受賞したピットは 「その場の空気読める本当に優しい人で、私をクールな気分にさせてくれた 」と絶賛した。

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」（２０１９年８月３０日公開）は１９６９年にハリウッド女優のシャロン・テートがカルト集団チャールズ・マンソン・ファミリーに殺害された事件を背景に当時のハリウッドを描いている。レオナルド・ディカプリオとブラピの２大スターの共演も話題を呼んだ。ダナムはチャールズ・マンソンの信者の役で出演している。ダナムは女優、作家、脚本家、プロデュ―サー、監督として活躍。製作・監督・脚本・主演を務めたHBOの連続ドラマ「GIRLS/ガールズ」はエミー賞8部門にノミネートされ、ゴールデングローブ賞で2部門を受賞した。