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ロサンゼルスとニューヨークの映画館が7月10日再開

(2020年6月17日)

ロサンゼルスとニューヨークの映画館が7月10日再開へ
(休館中の米国の映画館=インスタブラムから)

新型コロナウイルスの感染拡大で全米の映画館のほとんどが3月中旬から休館中だが、ロサンゼルスとニューヨークの映画館は7月10日の再開を目指しているという。それに伴い全米の映画館も同時期に再開される見通しだという。

米誌「ハリウッド・リポーター」(電子版)によると、大手シネコンチェーンのリーガルシネマは16日(現地時間)、7月10日に大部分の劇場がオープンし、7月24日までに米国内の全541劇場が再開すると発表した。大手シネコンチェーンのAMCとシネアークも同様の段階的な再オープンを計画しているという。

7月10日にラッセル・クロウ主演の「Unhinged」(原題)、7月17日にソニーのロマンティック・コメディ「ザ・ブロークン・ハーツ・ギャラリー」が公開されるという。また7月24日にディズニーの「ムーラン」、7月31日に「テネット」の2本の大作映画も控えている。

リーガルシネマは、観客の間に空席を維持すること、非接触の支払い、特別な機器でのクリーニングなどを含む、安全対策を詳細に説明するという。また、現地当局が必要とする場合には、従業員とゲストはマスクを着用し、収容人数は50%削減されることもあるという。リーガルシネマによると、当初は「ハリー・ポッター」シリーズなどの名作を大人5ドル(約540円)、子供3ドル(320円)の割引価格で提供するという。