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ジョニー・デップとアンバー・ハードが法廷で“ウンチ論争” 暴露合戦続く

(2020年7月15日12:50)

ジョニー・デップとアンバー・ハードが法廷で“ウンチ論争”
(全面戦争のジョニー・デップ㊨とアンバー・ハード)

ジョニー・デップ(57)が前妻アンバー・ハード(34)にDVを働いていたと報じた英紙「ザ・サン」を名誉棄損で提訴した裁判で、デップ側は新たにハードがベッドに残したウンチとする写真を提出。結婚の破綻の原因となったと主張した。これに対してハードは「デップがでっち上げたもの」と全面否定して前代未聞の“ウンチ論争”に発展している。

米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、ジョニー・デップのメイドは14日(現地時間)、デップ側の証人として出廷。夫妻の寝室のベッドでウンチを見つけたと証言証拠写真も提出した。

デップは、ハードかまたは彼女の友人の一人が、2016年4月21日ハードの30歳の誕生日パーティーの後、夫婦げんかになりその後「いたずら」としてベッドの中でウンチをしたと告発した。

■家政婦は見た「デッドの上にウンチの大きな山」

家政婦のヒルダ・バルガスさんは、ロンドンの裁判所に提出した陳述書の中で、片付けのためにパーティーの翌日の午後3時頃に夫妻が住むペントハウスに到着したという。そして、別の掃除婦が夫妻の寝室から彼女に混乱した様子で電話してきたという。寝室に行き「ベッドの上にウンチの大きな山を見た」という。

「私はぞっとしたし、うんざりした。これが人間の糞であることは明らかでした。デップさんとハードさんの2匹の小型犬のどちらのものではないことはわかっていました」と証言した。

ロサンゼルスのデップの家の家政婦として30年以上働いてきたバルガスさんは「それらのウンチは新鮮だった。夜かまたは早朝のものだと思う」と付け加えた。彼女は「敬意の欠如」と怒っていたので写真を撮ったと述べた。

「私はハードさんに、ウンチがあったことを伝えました。ハードさんは、ベッドにはウンチはないと言って言い争いになった」という。

■ハードの代理人「ハードに恥をかかせるための作り話」

ハードの代理人は14日(現地時間)、ニューヨーク・ポストの取材にジョニー・デップの主張を全面否定したという。「この告発は完全に真実ではなく、ハードを辱めるためにでっち上げられたもの」と主張。「法廷での証拠が示したように、デップ氏は何年も前からこのような悪ふざけをすることを話し合っており、それは彼の虐待的なユーモアのセンスを証明しています」という。「デップ氏のチームは、真実を犠牲にして見出しになるようなことを話し、この事件の核心である家庭内暴力の深刻な問題から目をそらそうとしています」としている。

デップはアシスタントにメールで「主寝室のドアの前にしゃがんで巨大なコイルを残してくれないか。アンバーがそれを踏み込んで犬のブーがやらかしたと思うように...それは面白いだろう!」と指示していたという。

両者の主張はここでも真っ向から対立している。裁判は両者の”暴露合戦“の様相になっているが、いずれにしても、裁判の核心はザ・サンが報じたデップのDVがあったかどうかで、裁判所がどう判断するか注目される。

デップは、元妻で女優のアンバー・ハードの主張に基づいて、彼を「ワイフ・ビーター」(妻をたたくDV夫)と呼んだ2018年の記事を巡って「ザ・サン」紙を訴えている。裁判は7日(現地時間)に始まり、3週間の予定で審理が行われる。
デップは1998年からパラディと交際し、99年にリリー、02年に長男ジョン・クリストファーをもう方が12年、破局したことを発表した。同年映画「ラム・ダイアリー」で共演したアンバー・ハードと交際して2015年に結婚したが2016年5月、ハードがデップのDVを理由に離婚を申請。2016年に離婚が成立した。