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ジョニー・デップがDV裁判の敗訴で「ファンタビ」降板 控訴することも発表

(2020年11月7日13:10)

ジョニー・デップがDV裁判の敗訴で「ファンタビ」降板 控訴することも発表
(控訴するデップ㊨とハード=インスタグラムから)

前妻の女優アンバー・ハード(34 )に対するDV疑惑を報じた英紙を名誉棄損で訴えた裁判で敗訴したジョニー・デップ(54)が6日(現地時間)、異例の声明文を発表して、「ファンタスティック・ビースト」を降板したことや控訴することを明らかにした。

デップは「ワイフ・ビーター」(妻の虐待者)などとハードに対するDV疑惑を報じた英大衆紙「サン」を相手取って起こして名誉棄損裁判で、判事は「記事は実質的に事実」としてデップの主張を退け敗訴した。そうしたなかワーナーブラザーズから「ファンタスティック・ビースト」シリーズからの降板を要求されて同意したことを声明文で発表した。 デップは1作目の「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」(2016年)と2作目の「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」(2018年)でグリンデルバルトを演じて圧倒的な存在感を見せていた。シリーズは3作目が2021年11月に3作目が公開されることが決まっているほか、5作目まで製作されることが決まっているデップの降板はシリーズ人気にも影響しそうだが「ハリウッドを始め米国のショービス会では性的虐待やDVには特に厳しい。デップが敗訴したことで製作会社のワーナーは降板を考えざるを得なかったのでは。いずれにしても大物スターだけに波紋は少なくない」(事情通)という。

デップは声明文でロンドンの裁判所の判決を「不合理でシュール」として控訴することも明らかにした。DV裁判は第2ラウンドに突入するが、「アンバー・ハードが法廷でデップのDVを詳細に証言しているので、決定的な新たな証拠でもないと逆転勝訴は厳しいかもしれない」(前出の事情通)という。

■ジョニデの声明の全文(和訳文)

最近の出来事を考慮して、次の短い声明を発表したいと思います。
まず最初に、私を応援し忠誠心を示してくれて皆さんに感謝します。
特に最近の数日間、私に愛情を示し心配するたくさんのメッセージに謙虚な気持ちになり感動しました。
第二に、ワーナーブラザーズからファンタスティック・ビーストから降板することを求められ、それに同意したことを皆さんにお知らせしたいと思います。
最後にこのことを言いたい。
英国の法廷での不合理な判決が、真実を語る私の戦いを変えることはありません。そして私は控訴することを計画しています。
わたしの決意は固く、私に対して証拠がない主張をすることが間違っていることを証明しようと思います。私の人生とキャリアが変わることはないでしょう。 読んでいただいたことに感謝します。心を込めて。ジョニー・デップ