シュワちゃん、トランプ大統領の集会に集まる「愛国者」に苦言「退役軍人への愛はないのか」

戦争の犠牲者に敬意を払う退役軍人の日の11日（現地時間）、シュワルツェネッガーは勇敢に戦った兵士たちを称えるためにロサンゼルス国立墓地を訪れた。オーストリア出身の移民としての自身の成功は彼らに負うところが大きいと語る。そして墓地を訪れた後にインスタグラムに動画を投稿して怒りをあらわにした。

シュワルツェネッガーは、戦争で亡くなった兵士の墓地が何万とあるにもかかわらず、国立墓地で約20人しか見なかったと言う。「彼らのためにどれほどの少数の人が墓地を訪れたのかを推測することはできませんが、『アメリカを偉大にする』と約束する政治イベントには自分たちを『愛国者』と呼ぶ人が何千人も群がっている」とトランプ大統領の熱狂的な集会を皮肉った。

そして「アメリカを本当に素晴らしい国にしたのは退役軍人だ」と強調し「アメリカは今、愛国心が何を意味するのかについて真剣に話し合う必要がある」と語った。