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パリス・ジャクソンのデビューアルバムがiTunesチャート1位 自殺未遂騒動、恋人との破局を経て本格活動

(2020年11月18日13:45)

マイケル・ジャクソンの娘パリス・ジャクソン(22)が13日(現地時間)、ソロのデビューアルバム「Wilted」をリリースした。この夏バンドのメンバーで恋人のガブリエル・グレンと破局して本格的に音楽活動に乗り出したパリスの同アルバムはiTunesの全米オルタナティブ・アルバムのチャートで1位にランクされるなどヒットとなった。

米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、エモーショナルなファーストシングル「Let Down」には、パリスが血の涙を流しながら、「あなたは私のすべてだった/そして今、私は地面に倒れた/あなたは壁にぶつかった/そして今、私は地下を這う」と歌っている。パリスは18日、同アルバムがiTunesの全米オルタナティヴ・アルバムのチャートで1位になったことをインスタグラムで報告し「サンキュー」とコメントしてハートマークを添えた。(上の写真=パリスのインスタグラム)

関係者は同アルバムについて「ポップよりもパンク」と解説するが、「Let Down」のミュージックビデオの暗くて森の中のような映像は、彼女の亡き父マイケルの有名な「スリラー」のミュージックビデオをほうふつとさせるという。

パリスは、ドラマーのマイケル・スノーディ、俳優のトム・キルベイ、モデルで女優のカーラ・デルヴィーニュなどと交際してきたが、グレンは以前のロマンスとは異なっていたという。2018年に出会い自身のフォークポップグループ「サウンドフラワーズ」に彼を誘ってメンバーに加え公私ともにパートナーとなり極秘に結婚したとも報じられた。だが2年間の交際の後8月に破局した。ファミリーは、パリスが以前のような自傷行為や自殺を図ったりすることについての心配はなくなったと話しているという。しかし、そこにたどり着くまでには長く苦しい道があったという。

マイケルの死から11年経った今でも、パリスには子供の頃の傷跡が残っているという。祖母や叔母のジャネット・ジャクソンなどファミリーとの確執や自殺未遂騒動など何かと米芸能メディアを騒がせた。2013年、パリスは手首を切り、鎮痛薬を過剰摂取した後、ロサンゼルスに入院したと伝えられた。パリスは2017年、米誌「ローリングストーン」とのインタビューでそれを認めた。2019年、パリスが再び自殺未遂を試みたと米サイト「TMZ」が報じて、パリは怒って「嘘つき」とツイートで否定した騒動もあった。

■兄のプリンス、弟のビギと3人でマイケルの遺志を継承へ

パルスは兄のマイケル・プリンス(23)と曲を作り、父親の遺産を継承したいという強い願望があるという。「彼女がリードしないとこの世界をより良い場所にするというマイケルの夢を実現することはできないことに気づいています」(関係者)。プリンスはパリスのデビューアルバム「Wilted」のエグゼクティブプロデューサーを務めたという。「プリンスはテレビや音楽業界で活動しており素晴らしい作品を生み出している」と関係者は語る。そして、弟のビギ(ブランケット)は兄のプリンスとYouTubeでデビューするなど活動をしている。プリンス、パリス、ビギの3人の子供たちの今後の活動が注目されるところだ。