歌手シーアがシャイア・ラブーフに「騙されて不倫関係になった」と告発　ラブーフの波乱の恋愛遍歴が浮上

米紙ニューヨーク・ポスト（電子版）によると、FKAツイッグスが「トランスフォーマー」のスター、シャイア・ラブーフを性的暴行、暴行などでロサンゼルスの裁判所に提訴した後、普段は秘密主義者の歌手でソングライターのシーアが声を上げた。

シーアは12日（現地時間）、ツイッターで「病的な嘘つきのラブーフは独身だと主張して私を不倫関係に陥れ精神的に傷つけられた 」と告発。「私は彼が非常に病的だと思うし、彼と彼の被害者に同情している。あなたが自分自身を愛しているなら、離れて安全な場所にいてください」と付け加えた。
そしてツイッグスが提訴したことを報じた記事の写真を添えて「FKAツイッグスを愛しています。これはとても勇気のいることだし、あなたのことを誇りに思うわ」とつづった。

ラブーフとの「不倫関係」について詳しくは語らなかったが、ラブーフは2015年1月にリリースされたシーアの曲「Elastic Heart」のミュージックビデオに出演した。当時ラブーフは2012年に知り合った女優ミア・ゴス（27）と交際していて2016年に結婚したが2018年に離婚した。その後ラブーフはツイッグスと交際をスタートしたが1年ほどで破局したという。

■"ハリウッド最後の悪ガキ“シャイア・ラブーフの波乱万丈の恋愛遍歴

"ハリウッド最後の悪ガキ "と 呼ばれたシャイア・ラブーフは波乱万丈の恋愛遍歴で知られる。2007年に「トランスフォーマー」で共演したミーガン・フォックス（34）と撮影中に交際したという。当時フォックスは俳優のブライアン・オーステイン・グリーン（47）と結婚していたので不倫関係になる。フォックスは2018年にテレビ出演した際に不倫関係を認めた。

「トランスフォーマー/ リベンジ」（2009年）で共演したイザベル・ルーカス（35）との "浮気 "を取りざたされた。ルーカスは当時、俳優のエイドリアン・グレニアー（44）と交際していた。ラブーフは「それはある種悲惨なものでした。２人とも恋をしていたわけではないと思います。実験か何かのようなものだった」と語っていた。

「ウォール・ストリート」（2010年）で共演したキャリー・マリガン（35）と2009年から約1年間交際して2010年10月に別れた。

スタイリストからデザイナーに転身したキャロリン・フォー（31）と2010年から2012年まで交際。ラブーフは「ニンフォマニアック」で共演女優と実際に性行為を演じて話題を呼んだが、これが原因で破局したという。フォーとの行為を撮影したビデオを監督に送って出演を志願したともいわれる。フォーは、ラブーフが酔って彼女をベッドに固定し、頭突きをして出血させたと虐待を告発した。彼女は、ツイッグスの裁判で証言を提供しているという。

2014年、女優のケイト・マーラ(37 )とディズニーランドでデートしているところを目撃され、ロマンスの噂をかき立てられていた。

「ザ・ピーナッツバター・ファルコン」（2019年）で共演したダコタ・ジョンソン（31）と噂になった。ラブーフは、スクリーン上での最高のキスに彼女の名前を挙げている。撮影中には、公共の場での酩酊、司法妨害で逮捕され、拘留中にアフリカ系アメリカ人の景観に人種差別的な発言を繰り返したとして公開が危ぶまれたこともあった。当時のジョンソンはラブーフについて「とても大切にしていた。私たちの世代で最も偉大な俳優かもしれない」とも語っていたという。

「ニンフォマニアック」（2013年）で共演した女優のミア・ゴス（27）と2016年にラスベガスで結婚しそ挙式の様子を米サイト「TMZ」で配信した。2人は2015年にドイツで口論をしているところを撮影されており、その際にラブーフは「女性には触れたくない。女性を殴りたくないけど、押されている」「そこにいたら、彼女を殺していたかもしれない」などと発言していた。2018年に離婚し当時の担当者は「ラブーフとゴスは離婚を申請しました。別居は友好的であり、離婚手続きに関するすべての詳細は非公開です」と語っている。しかし、2人は2020年3月にロサンゼルスで一緒に自転車に乗りながら結婚指輪をしている姿が目撃されている。2人とも復縁を認めていない。

2018年にゴスと別れて間もなく、歌手のFKAラブーフと交際を始めた。2人は1年ほど交際したが、ツイッグスは今、交際中ラブーフに性的、精神的、肉体的に虐待を受けていたと主張している。告発には、故意に彼女に性感染症を与えていたことやあざができるほど強く彼女をつかんだなどとしている。

■シャイア・ラブーフのコメント

ラブーフはニューヨーク・タイムズ紙にメールでコメントを発表。「疑惑の多くは事実ではありませんが、私は自分の行動を弁解する立場にはありません。私はこれらの女性たちに、彼女たちの発言を公に発表し、私がしたことの説明責任を受け入れる機会を与えなければなりません。飲酒をしていたときに言ったことややったことを思い出して毎日向き合っています」と釈明した。
そして「私の行動が自分自身に悪い影響を与えるとき、その責任を受け入れることは簡単ですが、他の人に大きな苦痛を引き起こした可能性があることを受け入れることははるかに難しいです。私は歴史を書き換えることはできません。私はそれを受け入れて、将来的にはより良いものになるように努力することしかできません。私は12段階のプログラムを受けた回復したメンバーとして、また私の多くの失敗のためにセラピーを受けている者としてこれを書いています」として「私はPTSDやアルコール依存症が治ったわけではありませんが、回復するために必要なことをしています。そして傷つけてしまったかもしれない人たちには永遠に謝罪するつもりです」とつづった。