デンゼル・ワシントン、息子ジョン・デヴィッドの称賛に泣きそうになる

オスカー俳優デンゼル・ワシントン（66）=写真㊨＝が「TENET テネット」などで活躍中の息子の俳優ジョン・デヴィッド・ワシントン（36）=写真㊥＝が父親を賞賛していたこと知り泣きそうになったが、女優の次女とプロデュサーの長女についても話すことを忘れなかったという。

米サイト「TooFab」によると、先週末に行われた映画「ザ・リトル・シングス（The Little Things）」のジャンケットでデンゼルは「Access」のインタビューを受け、息子のジョン・デヴィッドが最近のインタビューで父親について賞賛していたことを知り涙ぐんだという。ジョン・デヴィッドは先月、デンゼルがニューヨーク・タイムズの「21世紀の最優秀俳優」に選ばれたことについて「そういう時が来たと思う。彼はこれまでで最も偉大な俳優の一人だと思うので、家族全員にとってとても誇りに思う瞬間でした」と語った。デンゼルは1989年、「グローリー」で、カデミー助演男優賞を受賞。2002年、「トレーニングデイ」で、アフリカ系アメリカ人ではシドニー・ポワチエに続いて2人目となるアカデミー主演男優賞を受賞した名優として知られる。

デンゼルはジョン・デヴィッドが父親を賞賛していたことを聞かされ「うわー、言葉が出ないよ」と涙ぐみそうになりながら言った。「何の質問だったか忘れたよ彼がそんなことを言ったとは知らなかった」とデンゼル。だが、他の子供についても話すことを忘れなかったという。

「彼の妹にも注意して」 とデンゼルは付け加えた。「彼の妹は素晴らしい俳優です。オリビア・ワシントンです」。 デンゼルはもう一人の娘カティア(33)が、ジョン・デイヴィッド監督の近日公開予定の映画「マルコムとマリー」のプロデューサーを務めていることにも言及したという。

デンゼルは1983年に映画「ウィルマ」で共演した女優ぽーれった・ピアソンと結婚して、ジョン・デヴィッド、長女カティア（33）双子のオリヴィア（29）とマルコム（29）の4人の子供がいる。

NYタイムズの「21世紀の最も偉大な25人の俳優（現在まで）」は映画評論家A.O.スコットとマノフラ・ダルギスがリストを発表した。デンゼルは、マハーシャラ・アリ、ティルダ・スウィントン、ホアキン・フェニックスを含む数人のオスカー受賞者を抑えて1位の「21世紀の最優秀俳優」に選ばれた。
ダルギスは「デンゼル・ワシントンはカテゴリーを超えた存在で、伝統的な舞台の訓練を積んだ緻密で繊細な職人でもあり、現存するまばゆい映画スターでスクリーンの巨人」と絶賛した