Plusalphatodayツイッター

ロバート・デ・ニーロ、離婚裁判で妻の贅沢な生活を非難「1年で1億8000万円使った」

(2021年1月18日21:45)

ロバート・デ・ニーロ、離婚裁判で妻の贅沢な生活を非難「1年で1億8000万円使った」
(泥沼の離婚裁判中のロバート・デ・ニーロとグレース・ハイタワー㊨=インスタグラムから)

ロバート・デ・ニーロ(77)と別居中の妻グレース・ハイタワー(65)との離婚裁判で16日(現地時間)、デ・ニーロの代理人弁護士はハイタワーの贅沢なライフスタイルを維持するためにデ・ニーロは死ぬほど働かされていると訴えた。

米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、デ・ニーロの弁護士キャロライン・クラウスは、ニューヨークのマンハッタンの裁判所で行われた離婚審理で、「デ・ニーロ氏は77歳で、自分の仕事を愛してはいるが、現在のような驚異的なペースで働くことを強いられるべきではない」と主張した。
そして「ハイタワーさんのステラ・マッカートニーへの熱望に負けないように、彼はいつになったら、来るプロジェクトすべてを引き受けず、週6日、1日12時間も働かずに済むようになるのでしょうか」と、ハイタワーが著名なデザイナーのステラに入れ込んでお金をつぎ込んでいることを非難した。

離婚裁判では、2004年に2人の間で交わされた婚前契約に基づいてデ・ニーロがハイタワーに支払うべき財産分与の金額と2人の間の7歳の娘の親権をめぐって争っている。 ハイタワーの弁護士ケヴィン・マクドナーは、2018年に離婚を申請して以来、デ・ニーロは別居中の配偶者への仕送りを不当に削減し続けており、月37万5,000ドル(約4100万円)から1月には月10万ドル(約1100万円)だけになったと主張した。

これに対してデ・ニーロ側のクラウス弁護士は、別居に至るまでの数年間、ハイタワーの支出が増えていたと反論した。2019年には120万ドル(約1億3000万円)相当のダイヤモンドを購入したことも含めて167万ドル(約1億8000万円)を浪費したとしている。

クラウス弁護士によると、デ・ニーロは数百万ドルの税金を滞納しており、次の2つの映画プロジェクトで得た資金はその負債の返済に充てられるという。デ・ニーロは婚前契約に基づいてハイタワーと2人の子供たちがマンハッタンのマンションから引っ越さなければならなくなることを望んでいないという。その婚前契約では、夫妻が2000万ドル(約21億8000万円)のマンションを売却してその利益を分配したうえで、デ・ニーロが3人のために600万ドル(約6億5400万円)の新居を購入することになっているという。

しかし、「マンションを売却して婚前契約に従うか、ハイタワーさんの放蕩で無駄遣いで貪欲な要求に応じて金銭を支払うかという選択肢があるとすれば、私たちは前者を選ぶでしょう」とクラウス弁護士は述べた。

これに対してマクドナー弁護士は、婚前契約が発効するまでは、デ・ニーロはハイタワーが結婚当時のライフスタイルを「現状維持」できるように、彼女にお金を支払うことになっていると主張。一方でデ・ニーロが経済的に苦しいとするクラウス氏の主張に反論し、両者の意見は真っ向から対立して泥沼の様相を見せているという。

デ・ニーロは1976年に女優のダイアン・アボットと結婚してアボットの娘を用紙に死、息子をもうけるが1988ネに離婚。1997年に女優・歌手として活動し慈善活動家で社交界の名士としても知られるグレイス・ハイタワーと再婚して1998年に息子が誕生した。1999年、デ・ニーロが離婚を申請するも2004年に離婚申請が取り下げられ復縁した。2011年に娘が生まれる。2018年11月、別居してデ・ニーロが再び離婚を申請した。