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トム・クルーズ、「ミッション:インポッシブル7」スタッフらがコロナ感染 撮影中断し自己隔離

(2021年6月4日21:30)

トム・クルーズ、「ミッション:インポッシブル7」スタッフらがコロナ感染 撮影中断し自己隔離
(トム・クルーズ=インスタグラムから)

トム・クルーズ(58)主演の人気シリーズ7作目「ミッション:インポッシブル7」の撮影現場でスタッフらが新型コロナウイルスに感染したため撮影を中断しトムも14日間の隔離生活をしていることが分かった。

英紙「サン」(電子版)によると、映画「ミッション:インポッシブル7」の撮影現場で定期的に行っている検査で、スタッフからコロナの陽性反応が出たという。トムが4人のダンサーと10人のスタッフと一緒にナイトクラブのシーンを撮影しているときにスタッフの感染が判明したという。トムは感染したスタッフの数メートル以内に立っていたため、濃厚接触者として他のキャストやスタッフとの接触を避ける必要もあったという。関係者は「トムと撮影スタッフ約60人全員が、14日間自己隔離しなければならなくなった」と語る。

同作の撮影をめぐっては昨年から何度かコロナ感染者が出て撮影が中断していた。昨年12月、同作の撮影現場でソシアルディスタンスのルールを守らなかったスタッフにトムが怒りをぶつけた音声がネット上に流出する騒動があったのは記憶に新しい。当時、トムは「今度やったら、お前は終わりだ」と激しく叫び「もしこのスタッフの中で誰かがやったら、それはもう終わりだ。お前も、お前も、お前も、二度とやるな」と怒鳴り、自分の新作が「何千もの雇用」を生み出していると主張し、「我々の業界が(コロナの感染拡大で)閉鎖されたために、人々が家を失うリスクをおかしたくない」などと語った。トムの警告にもかかわらずコロナの悪夢が現実のものとなってしまった格好だ。

トムとワーナー・ブラザース・スタジオの約60人のスタッフは、ロンドンの北西約40キロに位置するハートフォードシャー州リーブスデンで、同作を撮影していたという。「ミッション:インポッシブル7」は来年5月に公開される予定だが、今回の撮影中断が公開時期に影響するかは不明だという。