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「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」 白石麻衣が襲われるシーンなど体当たりの熱演

(2020年2月24日)

「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」 白石麻衣が襲われるシーンなど体当たりの熱演
「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」(TOHOシネマズ渋谷)

「スマホを落としただけなのに」(1918年)の続編で、前作で連続殺人事件を解決に導いた刑事・加賀谷を演じた千葉雄大が主演し、乃木坂46の白石麻衣が加賀谷の恋人で犯人に狙われるヒロイン役で共演。逮捕され拘留されている連続殺人鬼・浦野に成田凌などのキャストで再び起きるスマホをめぐる猟奇的な殺人事件を描く。監督は「リング」などの中田秀夫。

■ストーリー

前作で長い髪の女性ばかりを狙った連続殺人事件の犯人・浦野(成田凌)を逮捕して事件を解決に導いた神奈川県警足柄署の刑事・加賀谷(千葉雄大)は、神奈川県警本部に異動になりサイバーセキュリティ―対策課に勤務していた。事件は解決したはずだったが同じ殺人現場から若い女性の遺体が次々に発見される。捜査が難航する中、加賀は浦野と面会して新たな事件について聞くと、彼にネット犯罪のすべてを教えた謎の人物「M」の存在を明かし、自分ならMに近づくことが出来るというのでやむなく浦野に協力を求める。そうしたなか加賀谷の恋人の美乃里(白石麻衣)が、何者かにスマホを乗っ取られ、遠隔操作されてプライベートな生活をスマホを通じて盗み見された挙句に拉致されて命を狙われる。

■みどころ

3月25日発売の25枚目のシングルをもってグループから卒業する乃木坂46の白石麻衣が、犯人に遠隔操作されたスマホの前でブラを外すシーンや入浴シーン、さらには犯人に雇われた元ハングレの根岸(音尾琢真)に拉致されてワゴン車の中で襲われ、パンストを破られたりブラウスのボタンを引きちぎられて胸の谷間があらわになるなど絶体絶命のシーンで体当たりの熱演を見せている。また成田が逮捕されて警察に勾留されながら、連続殺人事件の新たな犯人「M」の捜査に協力する殺人鬼の役で鬼気迫る演技を見せている。千葉雄大も犯人を追い詰めていく若き刑事を好演。謎の犯人「M」の正体をめぐって二転三転する展開もありスマホをめぐるサスペンスが続く。
(2020年2月21日公開)