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報知画賞の選考結果と映画「無頼」」のとっておき情報

(2020年12月18日14:00)

映画評論家・荒木久文氏が、選考委員を務める報知映画賞の選考結果と映画「無頼」の見どころやとっておき情報を紹介した。
トークの内容はFM Fuji「GOOD DAY」(火曜午後3時、12月8日放送)の映画コーナー「アラキンのムービーキャッチャー」でパーソナリティ・鈴木ダイを相手に話したものです。

報知画賞の選考結果と映画「無頼」」のとっておき情報
(映画トークで盛り上がった荒木氏㊧と鈴木氏)

鈴木   荒木さん!こんにちは。お願いします!

荒木   はい荒木です。こんにちは。
先々週、報知映画賞についてノミネートのお話をしましたが、先日、第45回報知映画賞が決定しましたので、今日はその選考過程や裏話も含めてご紹介します。

鈴木   そりゃ今日は当然そうでしょう!

荒木   報知映画賞は新聞社系で最古45周年という権威のある賞で、最も早い映画賞です。歴史があり、その年の流れを作ると言われています。
11月いっぱいでノミネートが行われ、先日選考委員による選考会で決定しました。選考委員は11人でして、幻冬舎の社長の見城徹さん、読売新聞文化部の田中誠さん、サイバーエージェント社長の藤田晋さん、映画コメンテーターのLiLiCoさん、映画評論家の渡辺祥子さん、フリーアナウンサーの松本しのぶさん、タレントのYOUさん、そして報知新聞社から3名、そして私荒木を含めて計11人です。

鈴木   すごい!そのうちの一人が荒木さんだよ!

荒木   5時間以上もかけて討議、投票し決定して、先日選考委員会が都内ホテルで行われました。もうくたくたですよ。
選考結果についてですが、個性あふれる審査員がたくさんいらっしゃいますので…。

鈴木   個性あふれる審査員がたくさんいらっしゃるじゃないですか。荒木さんを筆頭にね。

荒木   私が一番個性がないですね。

鈴木   いやいや!せっかく当の本人の一人でもあるので、差し支えのない範囲で裏話とかありませんか?

荒木   あんまり言えないんですけど、少しずつね。

アラキンのムービーキャッチャー/報知画賞の選考結果と映画「無頼」」のとっておき情報
(「罪の声」撮影現場での(左から)小栗旬、土井裕泰監督、星野源=©The Hochi Shinbun)

作品賞は土井裕泰(のぶひろ)監督の『罪の声』です。
< この番組では紹介できなかったんですね。紹介したかったのですが、配給会社の都合でね…いわゆる大人の事情でできませんでした。

昭和最大の未解決事件のひとつ、「グリコ森永事件」覚えてます?

鈴木   もちろんです!

荒木   それをモデルにした塩田武士の小説が原作で、フィクションとノンフィクションを掛け合わせ、また過去と現在がいったりきたりする骨太の超大作です。選考はばらつきがありました。この作品が最初から本命とは見られていましたが、他にも『スパイの妻』や『アンダードッグ』なども上がって、1回目の投票で過半数確保(6票)して決定しました。

鈴木   じゃあそんな揉めなかったんですか?

荒木   あんまり揉めなかったですね。私は違うところに投票しました。

鈴木   あ、そうなんですか。

荒木   あんまり言っちゃいけないんだけどね。

そして監督賞は、ディレクターの日原さんが大好きだという河瀬直美監督の『朝が来る』です。『喜劇 愛妻物語』の足立紳監督や黒沢清監督など候補が乱立気味でしたが、決選投票で河瀬監督に決まりました。河瀬監督、史上最年少でカンヌ新人賞を受賞し「カンヌの申し子」と言われながら、大衆性を好む日本の映画賞とは距離があったのですが、今回はある意味河瀬さんっぽくない作品とも言われました。

鈴木   それはわざと大衆的なものを作ったんですかね?

荒木   そうですね。新境地と言えるでしょうね。河瀬さんの持ち味であるドキュメンタリータッチは残しつつ、わかりやすく作られています。

鈴木   やっぱりわかりやすくないと大衆的にはちょっと難しいですよね。

荒木   そうですね。
そして俳優賞ですが、まず主演男優賞は『罪の声』の小栗旬さんです。他に、森山未來さん、濱田岳さんなどやはり乱立しましたが、決選投票で小栗さんに決定しました。
この人今まで40本以上も映画出演作があるのに一回も取ってないんですよ。

鈴木   いっぱいありますよね。じゃあ今回が初めてのメインな賞ですか?

荒木   そうです。他の映画賞含めて主要な映画賞の受賞は初めてです。

鈴木   えー!意外だなぁ。

荒木   意外ですよね。演じたのは新聞記者なのですが、一歩間違うと物語を進行するだけのキャラクターになってしまうところだったのですが上手く演じていましたね。

そして 主演女優賞ですが、ダイちゃんの好きな水川あさみさん、『喜劇 愛妻物語』です。

アラキンのムービーキャッチャー/報知画賞の選考結果と映画「無頼」」のとっておき情報
(主演女優賞の水川あさみ=©The Hochi Shinbun)

鈴木   嬉しい~!!あの映画じゃないですか、やっぱり!

荒木   そうです。観ていただきましたね。一発満票でした。
全員一致の主演女優賞です。小栗旬さんと同じ年の37歳で、「今年は水川さんの年」という声が審査員からも多かったです。

鈴木   文句なしですか?

荒木   文句なしです。
作品にも恵まれていて、5本出演そのうち4本が作品賞候補でした。水川さんも主要な映画賞は初受賞です。

鈴木   おお!おめでたい!

荒木   彼女の優れているところは『喜劇 愛妻物語』での「切れている演技」ばかりでなく、非常に繊細な演技が素晴らしいということですね。

鈴木   もう理想的な女性ですね。

荒木   あははは。べた褒めですね。

助演男優賞は一番揉めました。一番時間もかかり議論も白熱しましたよ。
『罪の声』の星野源さんに落ち着いたんですが…。

鈴木   お?裏裏裏の裏話!?

荒木   実は同じ作品の宇野祥平さんと一騎打ちでした。最後は主演級という理由で星野さんに決定しました。宇野祥平さんと言っても知らない人多いかもしれませんけど、彼は『罪の声』で、事件によって人生を狂わされた男を演じましたが、これがほんとに見事でした。宇野祥平さんは、最近でこそ認知されてきましたが、キャリア長くて今44歳です。いろいろな監督のいろいろな作品に出演しています。今年だけで12本。

鈴木   そんなに!?

荒木   うん。バイプレーヤーなので見逃すことも多いんですが、小市民的なキャラクターから、スリラー映画での狂気じみたキャラクターまで、本当に幅広い役柄をこなします。特に変態や変質者の演技は、もう身震いするほど素晴らしいです。存在感がすごいです。一生ノミネートされないと本人も周りも思っていたんですけど、報知映画賞にノミネートされるなんて私も感激の極みです。そういう意味で思わず力が入ってしまいましたが、この二人の決選でした。

鈴木   荒木さん的には実は宇野さん推し?

荒木   私が誰を推薦したかお分かりでしょう。

鈴木   いやー、やっぱりかぁ。

荒木   でもいろんな賞の特質というのがありますからね。華やかさが必要だったりとか…「キネマ旬報」の投票だったら完全に宇野さんでしょうね。
そして助演女優賞は蒔田彩珠(まきたあじゅ)さん、18歳。『朝が来る』での助演。『朝が来る』では中学生で妊娠し出産直後に子供と引き離される役でした。6年間を演じるのですが、まるで別人のように演じ分けました。2年前の報知映画賞新人賞に続いての授賞です。

鈴木   階段を見事にとんとんと行ってるじゃないですか。

荒木   そうなんですよね。こちらも満票でした。

そして 新人賞ですが、今年は二人です。宮沢氷魚(ひお)さん、『his』という作品でゲイの役でした。そしてもう一人は服部樹咲(みさき)さん、『ミッドナイトスワン』でトランスジェンダーの草彅君に育てられる中学生役です。まったくの新人ですね。

そして海外作品賞は『TENET テネット』です。

鈴木   テネット!これは揉めてないんですか?

荒木   揉めてないです。私は違う作品を推しました。

鈴木   荒木さん、揉めてないけど荒木さんだけ違うじゃないですか。

荒木   全部外してるんですよね。
アニメ作品賞は『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』です。これはもうしょうがないですよね。
そして今年の特別賞が『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』です。この番組でも紹介しましたね。
ということで、皆さんこの時代に口から唾を飛ばして議論しました。

鈴木   飛沫飛びまくりですか?

荒木   そうです。特に見城さんなんて情熱家で、映画観てよく泣くそうですよ。渡辺祥子先生は冷静に「あなたそれ違うわよ」というようにですね、なかなかドラマがあるんですよ。

鈴木   でもそれぞれのキャラが立ってるから役柄がわかりますよね。

荒木   そうなんですよ。今年は例年に比べて本数が少ないのですが、印象的な作品が多かったです。表彰式がないので残念ですが…。

鈴木   今年はね…。 荒木   来年は華やかに開催されるといいのですが…。

鈴木   荒木さんが11人のうちの一人っていうのはすごいなぁ。

荒木   5年目になります。

鈴木   お見事です。これからも頑張ってほしいです。

荒木   ありがとうございます。
今日の特集は、先日決定した報知映画賞についてのお話でした。

アラキンのムービーキャッチャー/報知画賞の選考結果と映画「無頼」」のとっておき情報
「無頼」(東京・新宿区のK’s cinema)

続いて短めに紹介します。
12月12日公開の『無頼』という作品です。

鈴木   無頼!話題になってますね。

荒木   今言っちゃいけないのかな?「ヤクザ映画」です。

鈴木   いいんじゃないんですか?

荒木   「無頼」とは辞書を引くと、正業に就かず、無法な行いをすること。また、そのさまや、そのような人。まさにアウトローですね。久々の本格的アウトロー映画です。
ストーリーです。
太平洋戦争後日本の復興が終了し「もはや戦後ではない」といわれた1956年。昭和31年。 井藤正治という名の少年は、伊豆の田舎町で極貧の生活を送っていました。頼るものが無い正治は、子供ながらに日雇いの肉体労働で、日銭を稼ぐ毎日を送るようになります。若い時からカツアゲしたりして鑑別所に入ったりしていました。成人した彼は、兄貴分から「シマを持たせてやる」とそそのかされ、敵対するヤクザを斬りつけ刑務所に。その後、出所した彼はヤクザと揉めた事から本格的に裏社会のもう後戻りできない道に踏み込みます。やがて一家を構えた「無頼の徒」は、社会からはじき出された者たちを束ねて、命懸けで裏社会を生き抜いていく。そして次々と構想を繰り広げ武闘派としてその名をとどろかせる…というのが大体の筋書きです。

監督は、井筒和幸さん。井筒さんは1975年のデビューですが、社会のあぶれ者、はみ出し者ばかりを描き続けてきた監督ですね。

鈴木   多いですよね。

荒木   『ガキ帝国』とかダイちゃん観たことありますか?

鈴木   ありますよ!『パッチギ!』も観ました。

荒木   それから『岸和田少年愚連隊』ね。不良少年ばかりが主人公でした。今度は大人です。井藤というアウトローの人生を戦後史と重ねて描いているのが大きな特徴です。 戦後のどさくさから安保闘争の時代、東京オリンピックに沸いた1964年、奇跡の高度経済成長、政治の季節とオイルショック、さらにはバブルの狂騒と崩壊までを描き出し、昭和史が一人の男の人生とリンクしているというか、裏社会から見た昭和史と言ってもいいですね。

鈴木   ある種の日本史でもありますね。裏の。

荒木   そう裏から見たね。
主演はEXILEのパフォーマーの松本利夫さん。松本さんって顏思い浮かびますか?

鈴木   わかるわかる!もちろんわかる!

荒木   彼が主演起用された理由は井筒監督はその顔だと言っています。 典型的な昭和顔なんだということらしいです。

鈴木   顏!?でもああいう感じの親分っていそうですね。

荒木   いそうですよね。目が腫れぼったくて唇がちょっと厚くてね。そちらの社会に多いお顔立ち?と言ったら変なんですけど、なんかそういう感じですよね。だから強烈なリアリティがありますよね。
他にも渋くてすごい人たち揃ってます。木下ほうかさん、ラサール石井さんなど。
そしてたくさん出てくる下っ端というかチンピラ役にはいつも思うんですが、無名の人ばかりで更にリアリティを高めていますよね。本物の方を使っているんじゃないのと錯覚します。
前にも言いましたが、どんな下手な大根役者も警察官とヤクザは上手いと言われます。

鈴木   人間の本質にそういうところがあるのかなぁ。

荒木   あるかもしれないね。

まあいわゆる「アウトローなヤクザ映画」と呼ばれる範疇ではあるのですが、昔私たちが観たような高倉健さんが活躍した「東映のヤクザシリーズ」のような、義理と人情のヤクザ映画とは違うんですよ。

鈴木   どんな感じなんですか?

荒木   どちらかというと『ゴッドファーザー』とか『仁義なき戦い』のような乾いたタッチで、残酷で無情な暴力と裏社会を描いていますね。その二つの作品のオマージュだと井筒監督もおっしゃっています。
で、必ずしも裏社会の人間の生き方にシンパシーとか寄せることなしに、本当に彼らがどんな非情なこと、あくどいことをしてきたかもきちんと映し出しています。冷静な目で描いています。

鈴木   でもそういう視線って大事な感じしますね。

荒木   そうですね。この作品の主人公には当然モデルがいて、その人は10年以上前に引退した大物組長なのですが、とにかく武闘派だったらしいです。最後はなんか週刊大衆か、アサヒ芸能みたいになってきちゃいましたね。
なかなか迫力のある映画です。ハードボイルドでまさに男の映画ですね。
最近は女性同士の愛や男性同士の恋愛ばかり紹介していたので、久々に骨太な硬派映画です。

鈴木   これ結構血みどろの残酷なシーンもあるんですか?

荒木   いっぱいあります。口では言えないようなシーンもね。

鈴木   やっぱりそうですよね。そのくらいリアリティ求めますもんね。

荒木   そうですね。12月12日公開の『無頼』という作品でした。

鈴木   いやー、今日は盛りだくさんで結局10数分お話伺って、逆に言うと荒木さんの反骨精神と偉大さが分かってしまった感じです。11人のうちの一人のそういう意見を持っている荒木さん、という。

荒木   ありがとう。私はいつもマイナー勢力なんですけど。王道を行かなくてね。

鈴木   無頼ですね。でもそういうチームの中で、荒木さんが良い感じにバランスを取ってるなっていう様がわかって面白いですね。

荒木   ありがとうございます。まあ映画賞なんかはその賞のカラーがありますからね。あんまり突飛でもないものを個人の趣味であげてもしょうがないので、その辺りはバランスを見ないといけないですね。

鈴木   そうですよね。荒木さん、貴重な話をありがとうございました。

■荒木久文(あらき・ひさふみ)1952年長野県出身。早稲田大学卒業後、ラジオ関東(現 RFラジオ日本)入社。在職中は編成・制作局を中心に営業局・コンテンツ部などで勤務。元ラジオ日本編成制作局次長。プロデューサー・ディレクターとして、アイドル、J-POP、演歌などの音楽番組を制作。2012年、同社退職後、ラジオ各局で、映画をテーマとした番組に出演。評論家・映画コメンテイターとして新聞・WEBなどの映画紹介・映画評などを担当。報知映画賞選考委員、日本映画ペンクラブ所属。

■鈴木ダイ(すずき・だい)1966年9月1日生まれ。千葉県出身。日本大学芸術学部演劇学科卒。1991年、ボストン大学留学。1993年 パイオニアLDC株式会社(現:ジェネオン・ユニバーサル)入社 し洋楽宣伝プロモーターとして勤務 。1997年 パーソナリティの登竜門であるJ-WAVE主催のオーディション合格 。
現在は、ラジオパーソナリティとして活躍するほか、ラジオ・テレビスポット、CMのナレーション、トークショー司会やMCなど、幅広く活躍。 古今東西ジャンルにこだわらないポピュラー・ミュージックへの傾倒ぶり&造詣の深さ、硬軟交ぜた独特なトーク、そしてその魅力的な声には定評がある。FM Fuji『GOOD DAY』(火曜午前10時)のパーソナリティなどに出演中。

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