流行語大賞にカーリング女子の「そだね~」

(2018年12月4日)

  • 流行語大賞
  • 流行語大賞の発表
    (自由国民社のHPから)

「2008年ユーキャン新語・流行語大賞」が3日、都内のホテルで発表され、年間大賞に、平昌五輪カーリング女子で銅メダルを獲得したLS北見(現・ロコ・ソラーレ)が試合中に連発していた「そだね~」が選ばれた。授賞式に出席した代表理事の本橋麻里(32)は「ちょっと笑っちゃいます。私たちでいいのかなっていう気持ち」ととまどいながらも、「言葉に付随してカーリングを思い出してもらえるのはうれしい。みんな誇りに思っています」と受賞を喜んだ。

試合中の声掛けの「そだね~」とハーフタイムで果物やお菓子などを食べてエネルギー補給をする「もぐもぐタイム」が流行して社会現象にまでなった。「そだね~」はチーム内の約束事で「ポジティブナ言葉だけを発するルール」に基づいたものだという。北海道では日常的に使われている言葉のようだ。

トップテンは「そだね~」のほかに「eスポーツ」「(大迫)半端ないって」「おっさんずラブ」「ご飯論法」「災害級の暑さ」「スーパーボランティア」「奈良判定」「ボーっと生きてんじゃねーよ!」。

「スーパーボランティア」がトップテンに入った尾畠春夫さん(79)は「当たり前のことをやっているだけです」といって受賞を辞退したという。山口県で行方不明になった2歳の男の子を発見・救出して神がかり的といわれたが「スーパーボランティアとか私は一切そういうことは気にしていません」という尾畠さん。これこそ”神対応“といえそうだ。