白血病を公表して闘病中の競泳女子、池江璃花子(18)が8日、公式ホームページ(https://www.rikako-ikee.jp/)を開設して「治療は順調に進んでいます」と現状を報告。
ファンらのメッセージに感謝の言葉を述べて「最後まで頑張りたい、負けたくない」と闘病の決意を語った。
池江は2月12日に白血病を公表して闘病生活に入り、3月6日には「思ってたより、数十倍、数百倍、数千倍しんどいです。三日間以上ご飯も食べれてない日が続いてます。でも負けたくない」と厳しい闘病生活をツイッターで告白していた。だが、3月11日には「今日久々にベットの上から空を見上げました。外の光さえしんどく感じてしまうほどでしたが、夕日が沈み、空が青くてとっても綺麗です」などと合計4本のツイートを投稿して回復に向かっていることをうかがわせた。
今回新たにホームページを開設して、直筆のメッセージと、英語に翻訳した文章も載せた。以下はメッセージの全文。
日頃から沢山のはげましのメッセージ、お手紙など本当にありがとうございます。
現在、治療は順調に進んでいます。
普段、体調が良い時は、今までやらなかったぬり絵やパズルをやったり、映画を観たり、泳いでた時は出来なかったことを楽しむ、という生活を送っています。
今の季節は風が気持ちいいのかなぁ、雨に当たりたいなぁと思うことも、毎日外を見ては色んな想像をして退院後の1つの楽しみになっています。
長期の入院、治療にはなりますが、これからやりたい事、楽しみな事を考えながら前向きにとらえています。
正直、心が折れそうな時もあります。
ですが、たくさんの言葉にはげまされ、最後まで頑張りたい、負けたくないという気持ちがこみ上がってきます。
アスリートはもちろん、同じ病気の方達の気持ちは多少分かったつもりではあります。
どんな時でも1人ではない事を忘れません。そして忘れないでほしいです。
一緒に頑張りましょう!
そして待ってくれている皆様に1日でも早く良い報告ができるようにしたいと思います。
引き続き温かく見守っていただけたら嬉しいです。
5月8日 池江璃花子