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香港警察は殺人鬼 周庭氏ツイッターで告発

(2019年11月12日)

香港のデモ隊と警察の衝突が続く香港で11日、デモ参加者に警察官が至近距離から銃撃するなど警察の強硬な対応に市民の反発がエスカレートして混迷が深まっている。香港の民主化運動・香港衆志(デモシスト)の周庭(アグネス・チョウ)氏(22)はツイッターで「香港警察はすでに殺人鬼のようです」と怒りをぶつけた。

警官がデモ参加者に容赦なく銃撃して撃たれた男性がその場に倒れこむショッキングな映像が日本のテレビのニュースでも放送されて衝撃が広がった。
周氏は「実弾に撃たれて意識を失って倒れた若者に対して、香港警察は応急処置をするのでも、救急車を呼ぶのでもなく、無理矢理立たせようとしました。」

「もう親中派か民主派かという問題じゃなく、善悪の問題です。香港警察はすでに殺人鬼のようです。」と訴えた。

さらに銃撃事件から一夜明けた12日には「警察は命と安全を無視し、ただただ香港人を殺したいようにしか見えません。」とツイート。
そして日本政府に「この運動について、日本の政治家や政党はあまり意見を表明していないかもしれませんが、実弾発砲が日常のようになった今、香港人のためだけでなく、香港に住む日本人のためにも、意見や声明を出していただければと思います。デモ隊だけでなく、警察は一般人も攻撃や拘束しますので命の安全の問題です」と訴えた。

日本の政治家は周庭氏の呼びかけにどう答えるのか。香港報道では日本政府の対応の問題も追及する必要がありそうだ。