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英ヘンリー王子”王室追放“に無念の胸中激白「この結果はとても悲しい」

(2020年1月20日)

英王室のヘンリー王子(35)とメーガン妃(35)が王室の主要メンバーから外れて公務を減らし英国とカナダで生活をすると発表し、エリザベス女王(93)が家族会議を開くなど波紋を広げた騒動で、英王室は、夫妻は今春から公務を退いて公金も受けず「殿下」「妃殿下」の称号を返上するとの厳しい“処分“を下した。事実上の”王室追放“にヘンリー王子は19日(現地時間)、無念の胸中を激白した。

米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)によると、ヘンリー王子は19日(現地時間)、ロンドン市内で行われたチャリティイベントで講演を行い、一連の“王室離脱騒動”について沈黙を破って胸中を激白。その動画を自身のインスタグラムに投稿した。(上のインスタグラム)

「私の妻と私のために王室から退くという決断は軽い気持ちで決めたことではありません。数年間の挑戦の後に何か月も話し合って決めたことです」と語った。「私がいつも正しかったとは言えないことはわかっていますが、このことに関してはほかの選択はありませんでした」と語った。

エリザベス女王は18日(現地時間)、ヘンリー王子とメーガン妃が王室の実務メンバーではなくなり、公務から外れ公金も受け取らなくなることを発表して「王室追放」などと現地メディアに報じられた。ヘンリー王子は「私たちは引き続き女王と英連邦と軍に仕えることを願っていた」が「不運にもそれはかなわなくなった」と”女王の決断“が望んだものとは違っていたことを明かした。

「メーガンと私が結婚したとき私たちは興奮し希望に満ちて仕えてきた。それだけにそれ(王室離脱)は大きな悲しみをもたらした」と無念の胸中を激白した。そして「はっきりさせておきたいのは私たちは去って行くのではありません」と続けた。
「私はこのことを受け入れます。それによって私や私の貢献が変わることはありません」という。「しかし、わたしは自分の家族をこれまで私が知っていたすべての事から退かせて、もっと平和な生活を送れるという希望に向けて一歩を踏み出します」と語った。そして「英国は私の家であり愛する場所です。そのことは決して変わらないでしょう」とも語った。

一方でヘンリー王子は「私が23年前に母親(ダイアナ元妃)を失ったときにあなたは私をかばってくれた」とダイアナ元妃が1997年にパパラッチに追跡される中パリの交通事故で死亡したことを引き合いに出して、英メディアの執拗なメーガン妃に対するバッシング報道が今回の決断の原因になっていることをほのめかした。
「あなたは長い間私を見守ってくれたが、メディアは強大な力を持っている。いつかわれわれのお互いに対するサポートがもっと強くなれることを願っています」などと語った。
そして「私に次のステップを踏み出す勇気を与えてくれたことに感謝します」と締めくくった。