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周庭氏が保釈後ユーチューブのライブで激白「このまま収監されるんじゃないかと本当に怖かった」

(2020年8月1日11:00)

周庭氏が保釈後ユーチューブのライブで激白「このまま収監されるんじゃないかと本当に怖かった」
(逮捕について語る周氏=ユーチューブから)

11日深夜に保釈された香港民主化運動の”女神“こと周庭氏(アグネス・チョウ)氏(23)が13日までに、ユーチューブチャンネルで「本当に怖かった」などと逮捕されたときの心境や今後のことについて激白した。

周氏は保釈されたときはかなりやつれた様子だったが、すっかり元気を取り戻したようでときどき笑顔も見せながら語った。広東語で話した後に日本語で話した部分は以下の通り。

■「私のパソコン2台と携帯3台を押収されました」

「心の準備ができていないまま逮捕されたので、いろいろ現状を把握していないまま逮捕されたというか、不安というか怖さがとんでもないし、拘束されているときにいろいろ考えましたね」「警察が家をいろいろ捜索して、私のパソコン2台と3台の携帯を押収されました」と逮捕時の様子を報告した。

「逮捕されて警察署に連行されてとても怖かったですね。なぜ怖かったというと、国家安全法で逮捕されて起訴されたら保釈できなくなっちゃうんです。国家安全法の法律の中には起訴されたものは保釈できないという法律があるんです。だからもし起訴されたら、もう出られないじゃないかなとか、そのまま収監されるんじゃないかとか本当に怖かったんですね。25時間ぐらい拘束されましたけど、本当に出られてよかったなと思います」と恐怖を感じたことを報告した。

■「起訴されるかどうかわからないので、日本の皆さんも引き続き注目していただければ」

香港市民や日本からの応援が心強かったという。「拘束されているときに弁護士を通していろいろ日本の皆さんの応援、香港市民の皆さんの応援を凄く感じられたし、弁護士から『アグネスのこと日本でたくさん応援しているよ』とか、メッセージが届いたので本当に本当にありがとうございました」と感謝して笑顔を見せた。

「『#FreeAgne』(アグネスを解放)のハッシュタグとかも、昨日出られていろいろネットとかツイッターで読んで本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と重ねて感謝の言葉を述べた。

今後のことについては「保釈されたんですけれども、これから起訴されるかどうか、本当にわからないので、日本の皆さんも引き続き香港のことに注目していただければいいなあと思いまーす」と笑顔で呼びかけた。

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