堀ちえみが舌がん闘病を告白 ステージ4で「かなり厳しい状況」だが「私は負けません」

(2019年2月19日)

  • 堀ちえみ
  • (闘病を告白した堀ちえみのブログ)



タレントの堀ちえみ(52)が19日、自身のオフィシャルブログで舌がんになり闘病中であることを公表した。病状や家族とのやり取りなどを異例の長文で詳細に報告して「力いっぱい闘って、必ず戻って来ます」「私は負けません」と闘病の決意を告白した。

「私、堀ちえみは、口腔癌(左舌扁平上皮癌)と、診断されました。ステージは4です」(以下括弧内は堀ちえみのブログからの引用)という。「そして左首のリンパにも転移していることが判明。かなり厳しい状況です」と現状を報告した。 19日に入院して22日に手術をするという。 「舌の半分以上を切除。首のリンパに転移した主要も、同時に切除します。切除した舌には、自分の皮膚の一部を、移植します」。 「口腔外科と形成外科の合同チームの手術で、12時間以上掛かると、聞いております」という。

「『このまま治療せずに人生の幕を閉じてもいいのかな』と正直そういう事も考えました」というが「私が『生きる』為に、頑張らなければと決心したのは、末娘の涙と言葉でした」 という。「『お母さんは病気ばかりで可哀想な人生だった』と…」
「そういう思いを、子供たちの心に残したままで、闘いもせずに諦めて良いのだろうか…」「主人と子供たち、家族の為に、私はまだ生きなければならない。そう気持ちを切り替えて、長く辛い闘病に、チャレンジする事を決意致しました」という。

「私は負けません。力いっぱい闘って、必ず戻って来ます」

「なってしまった事は、いろいろ後悔しても始まらない。ただ前だけを向いて、ポジティブに生きていこうと」とあくまで前向きなところを見せた。
「私は負けません。力いっぱい闘って、必ず戻って来ます。そして再びファンの皆様の前で、歌が歌えるようになりたい。その為にも頑張って、治療に専念させていただきます。皆様にはどうか、温かく見守っていただければと思います。尚、当ブログは体調の良いときに、時々更新させていただきますね」と治療に専念する決意を語り「私は負けない!」と締めくくった。

堀は1982年に「潮風の少女」で歌手デビューし、83年にTBSのドラマ「スチュワーデス物語」で「ドジでのろまな亀」なヒロインを熱演して人気が出た。87年に引退したがその後復帰して現在はバラエティ番組で活躍している。
3度結婚して実子が5人に現夫の連れ子が2人の合計7人の子供がいる。 82年には中森明菜、小泉今日子、松本伊代、早見優、石川秀美、三田寛子、シブがき隊などが同期で”花の82年組”と呼ばれてアイドルとして一世を風靡した。 その82年組の早見や松本、シブがき隊の薬丸裕英、布川敏和らが続々とエールを送っている。