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沢尻エリカ被告の初公判きょう午後3時東京地裁で開廷 沢尻被告何を語る?

(2020年1月31日)

沢尻エリカ被告が初公判で起訴事実認める 検察側が●年を求刑
(沢尻被告㊧の初公判が開かれる東京地裁)

自宅マンションで合成麻薬MDMAなどを所持したとして麻薬取締法違反の罪で起訴された女優沢尻エリカ被告(33)の初公判が31日午後3時から、東京地裁で開かれる。沢尻被告は起訴事実を大筋で認めるとみられているが、麻薬使用についてどんなことを法廷で語るのか注目される。

本人は起訴内容を認めるとみられ、被告人質問、論告求刑、最終弁論まで行われて即日結審する見通しだという。「2月中に判決が言い渡され、初犯で薬物の量もそれほど多くないことから懲役1年6月、執行猶予6年といった判決が予想される」(事情通)という。

沢尻容疑者は昨年11月16日朝、東京・目黒区の自宅の家宅捜索でカプセル2錠に入ったMDMAの粉末計0.19グラム、LSDが染みこんだ紙片、約0.08グラム、LSDを含む液体約0.6グラムを所持していたとして警視庁組織犯罪対策5課に麻薬取締法違反容疑で逮捕され、東京地検に麻薬取締法違反罪で起訴された。MDMAは元交際相手のファッションデザイナーと共同で所持していた疑いで、ファッションデザイナーは11月26日同容疑で逮捕されたが不起訴処分になった。沢尻被告は尿検査では薬物反応は出なかったが、取り調べに「10年前からMDMA、大麻、LSD、コカインを使用していた」と供述したと報じられた。そうした麻薬使用の実態について法廷で話すのか注目される。

■保釈後は都内の病院に入院中で薬物治療に取り組む

昨年12月6日、沢尻被告は保釈金500万円を現金で納めて、保釈され東京湾岸署を出た。沢尻被告が乗ったワンボックスカーの後部座席はカーテンで覆われ中の様子はうかがい知ることはできなかった。車は東京・新宿区の大学病院に直行して沢尻被告は入院したという。 沢尻被告は所属のエイベックス・マネジメントの公式サイトで謝罪文を発表し「今後、違法薬物と決して関わりを持つことのないよう、人間関係を含めたつながりを一切断つことを固く決意し、専門家の指導も受けて、立ち直ることをお約束します」などと更生への決意を表明していた。

■所属事務所は病院への取材自粛を要請

沢尻エリカ被告の所属事務所エイベックス・マネジメントは30日、マスコミ各社にFAXなどで同被告の近況を伝え、治療を受けている医療施設への取材自粛を要請した。「現在、本人は違法薬物所持の容疑で起訴されて以降、医療施設において専門家の指導の下、更生にむけて治療などに励んでおります」と沢尻被告の現状を報告。そして「本人が入院している医療施設には沢山の入院患者様や外来患者様がおられ、それぞれ治療に向き合っていらっしゃいますので、医療施設への取材、問い合わせにつきましては差し控えてくださいますよう、何卒ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます」として「取材目的で、医療施設敷地内へのお立ち入り、駐車場のご利用はおやめくださいますよう何卒ご理解の程、よろしくお願い致します」と要請した。