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ボビー・オロゴン容疑者がDV逮捕 妻「口論になり爪を立ててたたかれた」 オロゴンは容疑を否認

(2020年5月17日)

ボビー・オロゴン容疑者がDV逮捕 妻「口論になり爪を立ててたたかれた」 オロゴンは容疑を否認
(ボビー・オロゴン=事務所のHPから)

ナイジェリア出身のタレント、ボビー・オロゴン(本名・近田ボビー)容疑者(54)が16日、さいたま市内の自宅で妻(46)の顔をたたいたとして埼玉県警浦和署に暴行容疑で現行犯逮捕された。調べに対し容疑を否認しているという。

報道によると、同日午前11時50分ごろ、妻から「顔をたたかれた」と110番通報があり、さいたま市浦和区の自宅に警察官が駆け付け、同容疑者を暴行容疑の現行犯で逮捕した。自宅玄関前で妻の顔をたたいた疑い。

同容疑者は調べに対して「口論になって突き放したが、暴力はやっていない」と容疑を否認しているという。妻にけがはなかったという。同署では夫婦間に何らかのトラブルがあったとみて調べているという。これまでに県警にDVの相談はなかったという。

NHKのNEWS WEBによると、妻は「1階の部屋にいた夫に『なんで私宛ての手紙を勝手に開けて見たのか』などと話しかけたら口論になり、爪を立ててたたかれた」などと話しているという。警察官が現場で確認したところ、妻のほおは赤くなり、爪のあとがあったが、けがはないという。

オロゴン容疑者の逮捕に「妻にけがはなかったという事なら、加害者が謝罪すればその場で注意して終わることもある。逮捕となったのは、オロゴン容疑者が容疑を否認したことや、過去の暴行騒動も影響したのではないか。暴行容疑で書類送検され、否認を続ければ起訴される可能性もゼロではないのでは」(事情通)という。

オロゴン容疑者は2006年1月、当時の所属事務所と出演料などをめぐって対立し、事務所内で事務所社長や鈴木宗男衆院議員(当時)の元秘書ら数人に暴行、机やいす投げるなどして暴れ、この時の騒動で芸能活動を謹慎した。

同容疑者が収録で出演した16日放送のテレビ東京系「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」は、冒頭で「この放送は2020年4月26日に収録したものです」とのテロップを流して放送した。

■ボビー・オロゴン

1966年4月8日、ナイジェリア連邦共和国出身。大学卒業後の1999年に来日。TBS系「さんまのSUPERからくりTV」に出演し、天然ボケキャラで人気になる。04年に「K-1Dynamite!!」で格闘家デビュー。同年映画「釣りバカ日誌16」で俳優としてもデビューした。07年に日本国籍を取得して本名は近田ボビーとなる。99年に日本人女性と結婚して2男3女がいる。