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元AKB48渡辺麻友が芸能界を電撃引退「健康上の理由で芸能活動を続けていくことが難しい」

(2020年6月1日)

元AKB48の渡辺麻友が芸能界を電撃引退「健康上の理由で芸能活動を続けていくことが難しい」
(昨年9月、NHK「なつぞら」の出演を終え花束を手にする渡辺麻友=インスタグラムから)

元AKB48で女優の渡辺麻友(26)が芸能界を引退したことが1日、分かった。所属事務所のプロダクション尾木が5月31日付けで契約を終了して引退したことを発表した。「まゆゆ」の愛称で親しまれた人気アイドルの”電撃引退”となった。

 プロダクション尾木は公式サイトで「この度、渡辺麻友より『健康上の理由で芸能活動を続けていくことが難しい』という申し入れがございました。数年に渡り体調が優れず、これまで協議を重ねて参りましたが、健康上の理由でしたので身体の事を最優先に考え、本人の意思を尊重し2020年5月31日をもちましてプロダクション尾木との契約を終了し、芸能活動にも終止符を打たせていただくこととなりました」と健康上の理由での引退を報告した。

「突然の発表となり長年に渡り応援してくださった皆さまには大変申し訳ございませんがこれまでのご支援には深く感謝申し上げます。ありがとうございました」と感謝した。そして「また今後の渡辺麻友についてですが芸能活動を終え、心身の回復を図り普通の生活に戻れるよう健康面を最優先させていただきたいので、本人への取材や憶測でのSNS投稿、記事掲載などお控え頂けますよう伏してお願い申し上げます」と要請した。

渡辺は前田敦子、大島優子らとAKBの元祖「神7(セブン)」の1人で、引退するのは渡辺が最初になる。

渡辺はNHKの連続テレビ小説「なつぞら」(2019年6月~9月)に広瀬すず扮するヒロインのアニメーターの同僚のアニメーター役で出演。出演を終えたとき花束を贈呈された写真を自身のインスタグラムに投稿していた。(上の写真=本人のインスタグラムから)引退が発表されて、ファンから「まゆゆ~!寂しい!!AKBのファンだ」と引退を惜しむ声や「お疲れさまでした。まゆちゃんは最高のアイドルです。今までありがとう」「早く元気になってほしい」などの声援のコメントが数多く寄せられている。

■渡辺麻友(わたなべ・まゆ)1994年3月26日生まれ。埼玉県出身。2006年12月、中1で第3期AKB48追加メンバーオーデイション」に合格。2007年7月、シングル「BINGO!」で初選抜入り。2013年2月、AKB48のシングル「So long!」で初センターを務める。2014年「第6回 AKB48総選挙」で初の1位となる。AKB48の元祖「神7」のメンバー。2009年には「渡り廊下走り隊」としてユニットデビュー。2012年には「シンクロときめき」でソロ歌手デビューした。女優としてもテレビ東京系「さばドル」(2012年)、フジテレビ系「戦う!書店ガール」(2015年)などに主演。2017年12月31日、第68回NHK紅白歌合戦を最後にAKB48を卒業。その後は女優として活動していた。