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伊藤健太郎が釈放 湾岸署前で謝罪「一生かけて償っていきたい」

(2020年10月31日0:10)

俳優・伊藤健太郎容疑者が釈放 湾岸署前で謝罪「一生かけて償っていきたい」
(釈放された伊藤健太郎=テレビ朝日「報道ステーション」から)

29日、ひき逃げなどの疑いで逮捕された俳優の伊藤健太郎 (23)が30日午後8時すぎ、釈放になり東京湾岸署を出た。警視庁は今後任意で捜査を進めるという。

伊藤は上下黒のスーツ姿で正面玄関に姿を現し、詰めかけた報道陣の前で「このたびは自分が起こしてしまった事故のせいでたくさんの方にご迷惑をおかけしてしまったこと、深く反省しています。本当に申し訳ありませんでした」と謝罪しした。そして、「自分のせいでけがをした被害者の方々に対し、これからぼく自身一生をかけて償っていきたいと思いますし、どのように償っていけるか、しっかり向き合って考えていきたいと思います。本当に申し訳ありませんでした」と述べ、深々と頭を下げ、報道陣の問いかけには応じず、迎えに来た車に乗り込んだという。

伊藤は28日夜、車を運転中に東京・渋谷区の交差点でUターンした際に前方から走ってきたオートバイと衝突し、オートバイが転倒して乗っていた男性が腕に軽いけがをし同乗していた女性が左足を骨折する重傷を負ったが、その場を立ち去ったひき逃げの疑いなどで29日、逮捕された。「現場から離れてしまったことは間違いありません」「動転してパニックになった」などと容疑を認めているという。

■所属事務所が公式サイトでコメント

伊藤の釈放を受けて所属事務所は公式サイトで「弊社所属の伊藤健太郎が、本日釈放されました。本件事故につき、改めて、被害者の方、ファンの皆様、関係者の皆様に心よりお詫び申し上げます。今後の伊藤健太郎の活動につきましては、本件の推移を踏まえ、改めて皆様にご報告をさせて頂きます」とコメントを発表した。

■伊藤の今後は?

警視庁は今後任意で捜査を続けるが、30日に東京地検に身柄送検されており、起訴されて公判になる可能性は高いとみられている。「被害者2人に直接会って謝罪するなどして治療費や慰謝料を支払うことで示談が成立すれば、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道路交通法違反(ひき逃げ)の罪で起訴されたとしても執行猶予が付く可能性はあるのでは」(事情通)という。
伊藤が出演する映画「とんかつDJアゲ太郎」は予定通り30日に公開されたが、11月6日公開の映画「十二単衣を着た悪魔」は対応を検討中だという。伊藤が出演予定だったNHK「夜の連続テレビ小説『うっちゃん』(12月放送予定)は降板することが決まった。

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