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アニメ映画「気滅の刃」国内史上初の興収400億円突破 全世界で517億円を記録

(2021年5月25日15:15)

アニメ映画「気滅の刃」国内史上初の興収400億円突破 全世界で517億円を記録
「劇場版『鬼滅の刃』無限列車」(©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable)

アニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車」が興行収入400億円を超えたことが24日、製作・配給のアニプレックスから発表された。興収400億円を超えた映画は国内では初めて。日本も含めた全世界の興収は517億円を記録した。

昨年10月19日に公開された同作は公開73日間で興行収入324億円を超えて興行収入歴代1位の「千と千尋の神隠し」(興収316.8億円)を抜いて歴代1位になったことが昨年12月28日、発表された。
その後も“気滅フィーバー”は続きアニプレックスによると、これまでに興収400億1694万2050円を記録した。米国の興収約47億8000万円(21日現在)など世界45の国と地域の総額は517億円に上るという。

「鬼滅の刃」は「Demon Slayer: Mugen Train」の米題で4月23日に北米で公開され初登場2位だった。2週目で1位になり日本の映画が全米1位になるのは「劇場版ポケットモンスター ミューツーの逆襲」以来、22年ぶりの快挙となった。6月16日にはブルーレイとDVDが発売される。

「鬼滅の刃」は、吾峠呼世晴(ことうげ・こよはる)氏による人気漫画で、「少年ジャンプ」(集英社)に2016年から2020年まで連載され、シリーズ単行本の累計発行部数は単行本23巻の発売時点で1億2000万部を超えた。大正時代が舞台で、主人公の竈門炭治郎(かまど・たんじろう)が一家を人食い鬼に殺され、唯一生き残ったが鬼に変貌した妹の禰豆子(ねずこ)を人間に戻すため、また家族を殺した鬼を討伐するために鬼と壮絶な戦いを繰り広げる。さまざまな鬼のキャラクターがユニークで戦闘シーンの迫力や、兄弟愛、復讐物語など様々なテーマが詰まった子供から大人まで楽しめるエンターテインメントとして大ヒット。劇場版は40人以上の行方不明者を出した無限列車を舞台に、炭治郎や鬼と戦う鬼殺隊の最高位「柱」の1人で、炎の呼吸を使う炎柱・煉獄(れんごく)杏寿郎たちが史上最強の敵・魘夢との激闘が繰り広げられる。