中川翔子、誹謗中傷男性書類送検でコメント「ここ数ヶ月は命の危険を考える程の恐怖を感じておりました」

(2021年10月7日21:30)

中川翔子、誹謗中傷男性書類送検でコメント「ここ数ヶ月は命の危険を考える程の恐怖を感じておりました」
中川翔子(Instagram/@shoko55mmts)

警視庁中野署は7日、タレントの中川翔子(36)に対して「自殺しろ」「殺害する」などとインターネット掲示板に繰り返し書き込んだとして、東京都内の20代の男性を脅迫と侮辱容疑で書類送検した。これを受けて中川は所属事務所を通じて「ここ数ヶ月は命の危険を考える程の恐怖を感じておりました」などとコメントを発表した。

中川は所属事務所の公式サイトで「中川翔子への誹謗中傷について」として、「今回の件では、沢山の方にご心配おかけしました。SNSなどでコメントをくれた方々、ご連絡いただいた方々、そしていつも応援いただいているファンの皆様に感謝を申し上げます」とした上で、「容疑者が特定されたことに、私自身ひとまず安心しています」と報告した。
書き込みについては「『自殺しろ』『硫酸をかけてやる』など、他にもたくさんの誹謗中傷、中には殺害予告と受け取れるようなことまで書かれ」と常軌を逸した内容を明らかにして「ここ数ヶ月は命の危険を考える程の恐怖を感じておりました」と胸中を告白した。
警察に相談したことについては「ネットで攻撃されても、『芸能人だから』『有名人だから』という理由で我慢し、泣き寝入りするのも違うと、私は考えています」とした上で「だからこそ今回の件は見過ごすことができず、警察の方にご相談させていただき、容疑者特定に踏み切らせていただきました」と明らかにした。
そして「『誹謗中傷自体を無くしたい』その一心で私は、警察に相談という手段を選びました。 今後の抑止になればと心から願っています」と締めくくった。

報道によると、男性は今年6月、ネット掲示板「5ちゃんねる」に中川に対して「自殺白しろ」「殺害する」などと複数回書き込んで脅迫し侮辱した疑い。警視庁が慎重に動機を調べているという。

■中川翔子のコメント全文

今回の件では、沢山の方にご心配おかけしました。
SNSなどでコメントをくれた方々、ご連絡いただいた方々、そしていつも応援いただいているファンの皆様に感謝を申し上げます。
容疑者が特定されたことに、私自身ひとまず安心しています。
書き込みは、「自殺しろ」「硫酸をかけてやる」など、他にもたくさんの誹謗中傷、中には殺害予告と受け取れるようなことまで書かれ、ここ数ヶ月は命の危険を考える程の恐怖を感じておりました。
近年では、ネットの誹謗中傷が問題になることが多いですが、これは決して許される行為では無いと思っています。
ネットで攻撃されても、「芸能人だから」「有名人だから」という理由で我慢し、泣き寝入りするのも違うと、私は考えています。
だからこそ今回の件は見過ごすことができず、警察の方にご相談させていただき、容疑者特定に踏み切らせていただきました。

私と同じ様に誹謗中傷に悩んでいる方が他にも居て、容疑者が逮捕されないジレンマや恐怖、悔しさなど、様々な感情があると思います。
「誹謗中傷自体を無くしたい」その一心で私は、警察に相談という手段を選びました。
今後の抑止になればと心から願っています。

中川翔子