佐野史郎、再入院で多発性骨髄腫と発表 抗がん剤治療など徹底治療で復帰めざす

(2021年12月10日18:05)

佐野史郎、再入院で多発性骨髄腫と発表 抗がん剤治療など徹底治療で復帰めざす
佐野史郎(所属事務所の公式サイトから)

俳優の佐野史郎(66)が10日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜午後1時)に出演して「多発性骨髄腫」を患っていることを公表した。佐野は5月にレギュラーで出演していたTBS系のドラマ「リコカツ」を降板して緊急入院した時には腎臓機能障害として正式な病名の発表は控えていたという。その後退院したが再入院して「しばらくは治療、療養に専念する」としている。

佐野の所属事務所の公式サイトでは「本日放送されました「徹子の部屋」にて弊社所属、佐野史郎の病状を発表させて頂きました。病名は、多発性骨髄腫です」と正式な病名を報告した。
「日頃応援いただいておりますファンの皆さま、関係者の皆様には、ご心配をお掛けして大変申し訳ございませんが現在、再入院し治療中であります」と再入院したことを明かした。
「一旦退院し、仕事にも復帰させて頂いておりましたが、より徹底した治療を受け、万全な体調で皆様の前に復帰するための再入院となります。退院後、また、みなさまにお目にかかれるよう、万全の体制でサポートして参りますので、今後ともよろしくお願い申し上げます」としている。

「4月に降板したTBSの金曜ドラマ「リコカツ」では、連続ドラマ放送中ということもあり、あまりお騒がせし過ぎないようにと、正式な病名の発表は控えておりました。ですが、当初発表いたしました腎臓機能障害はその通りで、血中の白血球の数値の異常から、腎臓機能の低下がわかり、そこから詳しく調べたところ、多発性骨髄腫と判明した次第です」という。

「入院中、敗血症を併発したこともあり、退院まで二ヶ月もの時間を要しましたが、退院後は化学療法を続け、仕事にも復帰し、日常生活に戻ることができました。現在は、再入院し、より徹底した治療をと、抗がん剤治療を行い、自分の血液から採取した幹細胞を骨髄に戻すという自家移植の治療中です」と治療の内容を公表。
「しばらくは治療、療養に専念することとなりますが、出演作品の放送等控えておりますので、そちらでお目にかかれましたなら幸です。コロナ禍の先行きも不安ですが、みなさまにおかれましては、くれぐれもご自愛くださいますよう」と締めくくった。