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市川猿之助、自宅で倒れ救急搬送 遺書発見 両親死亡 週刊誌がパワハラ・セクハラ疑惑報道
(2023年5月18日20:15)

歌舞伎俳優の市川猿之助(47)が18日午前、東京・目黒区の自宅で意識もうろうとした状態で発見され病院に救急搬送された。命に別状はないという。また、2階のリビングで父親の市川段四郎さん(76)と母親(75)が倒れているのが発見され、段四郎さんは搬送先の病院で死亡。母親はその場で死亡が確認されたという。猿之助は両親と3人で暮らしていた。3人とも目立った外傷はなく、猿之助が書いたとみられる遺書のようなものが見つかった。警視庁は猿之助の回復を待って事情を聴き詳しいいきさつを調べる方針だという。
第一発見者は猿之助のマネージャーの男性と同女性の2人で、猿之助の家に入って声をかけたが応答がなく、家の中を探したところ、猿之助と両親を見つけ、同日午前10時18分ごろ、女性マネージャーが119番通報したという。
猿之助は、地上2階建ての邸宅の半地下の自室のクローゼットで座っている状態で発見され、父親の段四郎さんと母親は、2階のリビングであおむけに並んで寝ていて布団が掛けられていたという。家の中を物色された形跡はなかったという。
猿之助をめぐっては18日に発売された女性週刊誌「女性セブン」が、弟子や俳優に対するセクハラ・パワハラ疑惑の詳細を報じていた。
この報道に松竹は「弊社としても、パワハラやセクハラはあるべきではなく、会社としてしっかり対応して参りたいと考えております」としたうえで「今回の記事は伝聞等不確かなこともございますので、まずもって事実を確認したいと思っております。雇用関係にない歌舞伎俳優さんのプライベートに関わる内容で限界もございますが、情報把握に努め適切な対応をして参る所存でございます」とコメントしたという。
猿之助は明治座の「市川猿之助奮闘歌舞伎公演」に出演中で、18日午前11時半からの昼の部公演に出演する予定だったが休演となり、夜の部は急きょ代役に中村隼人を立てて上演を行った。
猿之助は1983年に2代目市川亀治郎として初舞台。2012年、4代目市川猿之助を襲名。「スーパー歌舞伎セカンド ワンピース」(2015年)など斬新な企画で歌舞伎俳優として活躍し、TBS系「半沢直樹」(2020年)やNHK大河ドラマ「風林火山」、「龍馬伝」「鎌倉殿の13人」などのドラマや「花さ」(2017年)などの映画で活躍。10月には「義経千本櫻 忠信編」、来年2月には「スーパー歌舞伎Ⅱ 鬼滅の刃」に出演する予定など歌舞伎界のトップスターで俳優やバラエティ番組など幅広く活躍する人気スターだけに衝撃が走り、関係者らは対応に追われた。
猿之助は1週間前に自身のインスタグラムに明治座の「市川猿之助奮闘歌舞伎公演」の宙乗りの動画を投稿して「2023.5.7夜の部にて、宙乗り1400回を迎えました。 安全に飛行するために、多くのスタッフさん、お弟子さんの、なかなか見えない支えがあります。そして、それを見守ってくれるファンの皆さん。ありがとうございます。観に来て下さったお客様に幸せが訪れますようにとの希いをこめて、これからも翔び続けますので、よろしくお願いします❗」などとコメントを添えていた。
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遺書の宛名は俳優だったとの情報も浮上している。いずれにしても猿之助が書いたとみられる遺書に何が書いてあったのか。また、猿之助と同時に家で倒れ両親が亡くなることになったことと、猿之助が倒れたことの因果関係はあるのか?猿之助は何によって意識がもうろうとなり、両親の死因は何だったのかなど謎も多く残されており、猿之助が回復してどうを話すのかなど今後の動向が注目される。
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