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俳優の火野正平さん死去 75歳 腰部骨折で体調崩す
(2024年10月20日15:00)
俳優の火野正平(ひの・しょうへい、本名・二瓶康一=にへい・こういち)さんが11月14日に死去したことが20日、分かった。75歳だった。所属事務所が公式サイトで発表した。
火野さんの所属事務所は20日、公式サイトで、「弊社所属俳優 火野正平が令和6年11月14日享年75にて逝去いたしました」と報告した。
「4月より持病である腰痛の治療に励んでおりましたが 夏の腰部骨折を機に体調を崩し
最期まで仕事復帰を願っておりましたが叶いませんでした 自宅で家族に見守られ 穏やかな最期でした」という。
そして、「生前のご厚誼に深く感謝するとともに 葬儀は家族葬にて済ませましたこと
謹んでお知らせ申し上げます 長らくこのお仕事に携わり 関係の皆様には大変お世話になりました 重ねて御礼申し上げます 応援してくださった皆様にも 心から感謝申し上げます」と関係者やファンに感謝し、「この訃報にて 弊社とご家族からのお知らせとさせていただき どうか静かに見送らせてください」としている。
■NHK BSの旅番組「にっぽん縦断 こころ旅」が追悼コメント
火野さんが、視聴者からの手紙に書かれた全国各地の思い出の場所を自転車で回るNHK BSの旅番組「にっぽん縦断 こころ旅」は、この日、公式サイトで「14年間にわたり『にっぽん縦断 こころ旅』旅人として、“こころの風景”を訪ねてくださった火野正平さんが、11月14日逝去されました。火野正平さんには、1200日を超える旅を続けてくださったことに、深く感謝申し上げるとともに、心より哀悼の意をささげます」と追悼した。
■火野正平(ひの・しょうへい)
1949年5月30日生まれ。東京都出身。12歳のころから「劇団こまどり」に所属し、1962年、フジテレビの「少年探偵団」でデビュー。1971年から「俺は男だ!」、「刑事くん」、「太陽に吼えろ!」などに出演。1973年、NHK大河ドラマ「国盗り物語」に羽柴秀吉役で出演し当たり役となり人気が出た。「極道の妻たち」シリーズ、「罪の声」(16)などの映画や、テレビ時代劇「必殺シリーズ」、「銭形平次」シリーズなど数多くの映画やドラマで活躍。2012年、ハリウッド映画「終戦のエンペラー」で東条英機を演じ、2018年、日中合作映画「空海-KU-KAI-美しき王妃の謎」など海外作品でも活躍した。
私生活では、1971年に一般s女性と結婚して1男1女をもうけ、73年に別れたが籍はそのままで、数多くの有名女優と浮名を流して当時のワイドショーをにぎわした。