中山美穂さん、入浴中に起きた不慮の事故による死亡で事件性はなし　所属事務所が発表

俳優・歌手の中山美穂さんの急死は、入浴中に起きた不慮の事故によるもので事件性はなかったと8日、所属事務所が発表した。

中山さんの所属事務所は、公式サイトで、「中山美穂の検死結果についてのご報告」として、 「この度の中山美穂の突然の逝去に際し、皆様から寄せられた温かいお言葉やお悔やみのお気持ちに、心より御礼申し上げます」と伝えたうえで、「検死の結果について、慎んでご報告申し上げます。検死の結果、事件性はないことが確認されました。また、死因は入浴中に起きた不慮の事故によるものと判明いたしました」と報告した。
そして、「私たち一同、この突然の出来事に深い悲しみを抱えながらも、皆様から寄せられる温かなご支援とご配慮に心より感謝申し上げます。なお、報道関係者の皆様におかれましては、ご遺族および関係者のプライバシーを尊重し、取材や報道につきまして慎重にご対応いただきますようお願い申し上げます」としている。

中山さんは6日、東京・渋谷区の自宅の浴槽で死亡しているのが見つかった。中山さんの関係者は、中山さんと6日午前9時にJR品川駅で待ち合わせをしていたが現れないので、自宅を訪れたところ浴槽で倒れているのを発見して警察に通報したという。現場で死亡が確認された。
中山さんは浴槽内で前かがみの状態で見つかったという。自宅玄関は施錠され、中山さんに目立った外傷もなく警視庁は入浴中の事故や病死の可能性があるとみて、解剖して死因を調べたという。6日夜には大阪でコンサートを行う予定だった中山さんの突然の訃報に波紋が広がっていた。