中居正広出演シーンカット 日テレ「仰天」特番 性的トラブル報道の波紋広がる

(2025年1月8日12:00)

中居正広出演シーンカット 日テレ「仰天」特番 性的トラブル報道の波紋広がる
中居正広(X/nonbiri_info)

日本テレビは7日、同日放送のバラエティー番組「ザ!世界仰天ニュース」で、MCを務める中居正広(52)の出演シーンをカットして放送した。中井の女性との性的トラブルの波紋が広がっている。フジテレビは8日、中居がMCを務める「だれかto中井」を12日から当面の間放送を休止すると発表した。

日本テレビは、「総合的な判断」とし、中居との話し合いで局の判断を伝えたところ、本人からも同様の申し出を受けたという。

先月以来、「女性セブン」や「週刊文春」などで女性との性的トラブルが報じられ、他局でも中居出演の差し替えや放送休止が相次いでいた。「ザ!世界仰天ニュース」の今後の放送は「適切に対応していく」としているという。

フジテレビは「だれかtoなかい」は12日放送分から当面の間放送を休止すると発表した。「中居氏に関する報道を受け、状況を総合的に検討した結果」としているという。またTBSでは「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」と「THE MC3」の2番組、テレビ朝日は「中居正広の土曜日な会」があり対応に追われている。

中居の女性トラブルは昨年12月19日、「NEWS ポストセブン」が、2023年に中井と女性が2人で食事をした際にトラブルになり、中居が9000万円を支払って解決したと報じて発覚。同26日「文春オンライン」が、フジテレビ社員を交えた会食の予定だったが、直前になってほかのメンバーがドタキャンして、中居と女性の2人きりになり性的トラブルが起きたと報じた。女性の「今でも許せない」という強い憤りのコメントも報じられた。

「週刊文春」の前出の報道を受けて、フジテレビは昨年12月27日、公式サイトで、「この度一部週刊誌等の記事において、弊社社員に関する報道がありました。内容については事実でないことが含まれており、記事中にある食事会に関しても、当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません」と”疑惑”を否定。「出演者などステークホルダーとの関係のあり方については改めて誠実に向き合い、弊社のコンプライアンスガイドラインの順守により一層努めてまいります」としたうえで、「誹謗中傷や名誉棄損に繋がる内容は看過できかねますのでお控えください」と警告した。

そうしたなか、1月7日の「文春オンライン」と8日発売の「週刊文春」は、第2弾として、女性が中居とのトラブルの直後、フジの幹部らに被害状況とプロデュ―サーの関与を詳細に報告したが握り潰されたなどと詳細に報じた。幹部の一人は女子アナだという。

「中居と女性の性的トラブルと、その後中井や局の対応の内容が次第に明らかになってきている以上、中居と局はそれぞれ記者会見して、女性のプライバシーは保護する形で、性的被害があったことの認定と事後の対応などを説明して、再発防止の対策をする必要があるのではないか」(テレビ関係者)。ここまで来ると9000万円で性的トラブルを闇に葬ることは不可能になってきたのではなかろうか。