永野芽郁、NHK大河「豊臣兄弟！」降板　不倫疑惑否定も辞退　事務所が発表

俳優の田中圭（40）との不倫疑惑を「週刊文春」に報じられた女優の永野芽郁（25）が、来年放送のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟！」を降板したことが分かった。所属事務所が出演辞退を申し入れたことを18日、明らかにした。

所属事務所は文書で「永野芽郁が出演を予定しておりました　2026年大河ドラマ『豊臣兄弟！』ですが、このたびの一連の報道により、関係各所への多大なるご迷惑およびご心配をおかけしていることを鑑み、同作への出演を辞退させていただくことになりました」と降板を明らかにした。
そして「放送を楽しみにしてくださっていた皆さま、並びに番組に携わる関係者、出演者の皆さま に深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

来年1月から放送予定のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟！」は、豊臣秀吉の弟、豊臣秀長を中心にしたドラマで、主演は仲野太賀が務める。永野は秀吉の幼馴染の直役で出演予定だった。

永野は4月23日の「週刊文春」電子版と同24日発売の同誌で田中との不倫を報じられたが、2人とも不倫疑惑を否定。さらに5月7日の「週刊文春」電子版と同8日発売の同誌には2人のものとされるLINEのやり取りが報じられたが、所属事務所は「永野本人に確認したところ、そのようなやり取りはしていないとのことです」と否定し、田中は「俳優仲間の先輩のおひとりであり、交際等の事実はございません」と否定した。田中の所属事務所もLINEのやり取りや不倫疑惑を否定したという。
一方で永野は、4月29日放送のニッポン放送「永野芽衣のオールナイトニッポンX」で「誤解を招く湯ような軽率な行動をしたことを心から反省しています」などと騒動を謝罪。また16日に東京・丸の内ピカデリーで取材陣を入れずに行われた出演映画「かくかくしかじか」の初日舞台あいさつで、騒動について涙ながらに謝罪したという。
そうしたなか、永野をCMに起用していたクラシエやNTTコミュニケーションなどが相次いで公式サイトから永野の写真や動画を削除する動きが広がっていた。ドラマや映画に引っ張りだこの永野だが不倫騒動の影響でNHK大河ドラマ降板という事態に新たな波紋が広がっており、今後の動向が注目される。