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チャリティ演歌・昭和歌謡コンサート「笑顔でつなぐコンサート」開催 角川博ほか出場歌手記者会見
(2025年5月26日1800)

チャリティ演歌・昭和歌謡コンサート「笑顔でつなぐコンサート」が開催されることが26日、都内で発表され、出演する歌手の角川博、野上こうじ、佐々木麻衣、須賀亮雄、司紘人が出席してコンサートへの意気込みなどを語った。
同コンサートを企画した株式会社朝月の朝月千夏社長は「コロナでお客様の前で歌を聴いてもらえる機会がゼロになってしまったのですが、やっぱり歌手の方はみんなの前で歌えるのが一番輝いている」という思いで、2022年に感染対策を万全にしてスタートしたという。全公演をチャリティで行っており、開催地の地元の老人福祉施設や社会福祉協会などをはじめ、昨年は能登半島地震への寄付などに貢献してきた。
今年は6月4日(水)に埼玉県越谷市中央市民会館、7月2日(火)に愛知県名古屋市熱田文化小劇場でで開催されることが決定している。さらにほかの都市でも行う予定だという。
越谷市中央市民会館の公演には会見に出席した角川博、野上こうじ、司紘人、佐々木麻衣、須賀亮雄をはじめ、他にも西川ひとみ、三里ゆうじ、松嶋麻未、星洋子など総勢十数人の多彩なメンバーが出演する。
最初から同コンサートに参加し、今年デビュー50周年を迎え新曲「恋泣きすずめ」をリリースした角川博は、同コンサートの魅力について司会の池田桃子から聞かれて「ギャラがいい」とギャグを言って笑わせ、「タイトルがいいですね。笑顔は基本ですね」と語った。そして「『伊豆の雨』(84)を歌った時に、市川(昭介)先生(作曲)から『君はかわいい顔してるんだから、眉間にしわ寄せて汚い顔で歌わないでください。笑顔で歌ってください』といわれた」という。その理由を聞くと、「悲しい歌を悲しく歌うのは当たり前で、笑顔で悲しい歌を歌うと、悲しさ、哀れさが後ろで見え隠れするんですよ」といわれたという。その時はわからなかったが、歌手人生の経験を積み重ねて「なるほどなと思った」という。そんな大御所演歌歌手ならではの「笑顔エピソード」などを披露して同コンサートへの意気込みを語った。
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記者会見には角川をはじめ、ムード歌謡から演歌まで幅広く歌いこなし年齢を感じさせないパフォーマンスで人気があり、司紘人とのデュエット曲「天神橋」が好調でムード歌謡から演歌まで幅広く歌いこなす野上こうじ、司紘人、また今年5月21日にコロムビアから「ふるさと春秋」でデビューしたばかりの須賀亮雄、幼少期から大御所演歌歌手30人以上の前座を務め、2014年5月、テレビ番組「THE カラオケ★バトル」に初出場し初優勝し、同年12月の「2014 U-18最強トーナメント」からU-18視点王の1人となる佐々木麻衣が、それぞれ「笑顔」にまつわりエピソードやコンサートへの抱負などを述べた。
6月4日の越谷市中央市民会館での公演は、第一部では「アニソンで梅雨空でも元気に!」をテーマに、出演メンバーがゴダイゴの「銀河鉄道999」や、高橋洋子の「魂のルフラン」などを熱唱。また、「越谷紅白対決」と題して野上と西川ひとみが「冠二郎VS八代亜紀」として2人の曲を歌う。第二部では出演者がオリジナル曲を歌い、大トリは「角川博オンステージ」となる。