ハーベイ・ワインスタインが『ジェニファー・ローレンスは私と寝たのでオスカーを獲得した』と自慢

(2018年12月15日)

  • ハーベイ・ワインスタイン
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ハリウッド女優ら多数の女性へのセクハラを告発されて、一部は起訴され裁判中のハリウッドの大物プロデュ―サー、ハーベイ・ワインスタイン(66)が、ジェニファー・ローレンス(28)は自分と寝たのでオスカーを獲得したと自慢していたことが分かった。

米芸能サイト「TMZ」によると、ワインスタインの新たな性的暴行事件で、被害者の女性がそうしたワインスタインの自慢話を聞かされたことを証言したという。 被害者の女性(匿名)は2013年1月、ユタ州のパークシティで開催されたサンダンス映画祭に参加したときに、ホテルの部屋でワインスタインと仕事の打ち合わせがあったという。途中でトイレに行くと、突然ワインスタインが入ってきて、ズボンを脱いで彼女の目の前でペニスを見せて迫ったという。彼女が拒絶するとマスターベーションをして彼女のスカートに射精したという。

同年の後半にはニューヨークで食事をして彼の事務所に行くと彼女の前にひざまずいて彼女にオーラルセックスをしたという。彼女が泣きだすとワインスタインは「ジェニファー・ローレンスと寝たことがある。そして今の彼女を見なさい。彼女はオスカーを獲得した」と語り、ローレンスが2012年の「世界に一つのプレイブック」でアカデミー賞主演女優賞を受賞したのは自分と寝たからだといわんばかりに自慢したという。その後、2013年と14年、15年に同様の被害にあい、女性はついにワインスタインと彼の会社を告訴したという。

まるで”枕営業”したかのように言われたローレンスは「ハーベイ・ワインスタインの犠牲になったすべての女性に胸が張り裂ける思いです。彼とは仕事以上の関係は何もありません」と全面否定した。さらに「これ(ローレンスと寝たのでオスカーを獲得したという主張)は、数えきれないほどの女性を食い物にする彼の戦術で嘘なのです」とワインスタインの”手口”を暴露した。「世界に一つのプレイブック」はワインスタイン兄弟が経営する「ワインスタイン・カンパニー」が製作・配給を手掛け、ワインスタインは製作総指揮の1人だった。