モーガン・フリーマンの義理の孫娘を殺害した元恋人に禁固20年の判決

(2019年1月18日)

  • モーガン・フリーマン

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米俳優モーガン・フリーマン(81)の義理の孫娘エディナ・ハインズさん(当時33)が2015年に刺殺された事件で、第一級殺人罪で訴追された元恋人ラマー・ダベンポート被告に対してニューヨークのマンハッタン高等裁判所は17日、禁固20年の判決を言い渡した。

米芸能サイト「レーダーオンライン」によると、ラマー被告は2015年8月、ニューヨークのエディナさんの自宅の外で、近所の住人が見ている前で「悪魔祓いの儀式」と称してナイフでエディナさんの胸を25回刺して殺害したという。 ラマー被告の弁護士が法廷で「エディナ・ハインズは彼女の祖父(フリーマン)と性的に不適切な関係を持っていたことをラマーや他者に明かした」などと証言して当時波紋を呼んだ。

エディナさんはフリーマンの最初の妻の孫娘でフリーマンとは血のつながりはない。フリーマンはエディナさんが10代のときから頻繁に公式の場に彼女を同伴していたため噂になっていた。2009年には米芸能週刊誌「ナショナル・エンクワイラー」が2人は極秘に親密な関係を続けていたと報じたが、フリーマンもエディナさんも交際を否定していた。

17日に裁判所でラマー被告に禁固20年が言い渡された後に、ラマー被告の母親は報道陣に「モーガン・フリーマンが彼女を性的にもてあそんでいた結果がこうなった。彼がやったことだ」と叫び「息子は無罪だ。これは事故だ」などと話したという。