サミュエル・L・ジャクソンが「トランプ批判でファンを失っても構わない」

(2019年3月19日)

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  • サミュエル・L・ジャクソン
    (Instagram/
    @samuelljackson)

現在公開中の「キャプテン・マーベル」に出演している米俳優サミュエル・L・ジャクソン(70)が米誌「Esquire」(エスクァイア)のインタビューで「トランプ大統領を批判して大統領の支持者が僕の映画を観なくなっても構わない」と断言。トランプ批判をやめないことを宣言した。これを受けて米紙ニューヨーク・ポスト(電子版)や米「FOX News」などほかのさまざまな米メディアがこのジャクソン発言を報じて大きな話題を呼んでいる。

今週発売された米誌「Esquire」ではサミュエル・L・ジャクソンのロングインタビューを掲載。俳優としての経歴や出演作などについて大いに語っているが、その中でしばしば物議をかもしているトランプ批判発言について語っている。 「この見下げたやつは地球を滅ぼしかねない」「みんなが何も言わないのなら共犯者だ」と言い切ったジャクソン。
ファンを敵に回すことは心配していないかという質問に「もしあなたが僕の映画を観ないといっても、僕がお金を失うことはないさ。とっくに(ギャラの)小切手を現金にしているからね。フ×ックユーだ。僕が出ている映画のビデオを焼けばいい。そんなのは知ったことか」という。

政治に首を突っ込まずに俳優業に専念すべきという意見に対しては「ノー、マザーフ×ッカー。僕は僕自身の考えを持つ人間だ。そしてこのくだらないこと(トランプの政策)が自分に影響してくる。もしヘルスケア(医療保険制度)がなかったら、そして僕の親戚が病気になったら僕のお金に頼るだろう」「彼らにはヘルスケアが必要だ」などと語った。
「パルプ・フィクション」「ジャンゴ 繋がれざる者」「スタジオ―・ウォーズ」シリーズ、「アベンジャーズ」シリーズ、「アンブレイカブル」「ミスター・ガラス」などで強烈な存在感を見せているベテラン俳優ジャクソンの発言だけに注目を集めている。